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2019年7月4日

7月の第1土曜日は「国際協同組合デー」
〜協同組合は働きがいのある人間らしい仕事(ディーセント・ワーク)を実現します 〜

神奈川県生活協同組合連合会
代表理事会長 當具 伸一

世界の協同組合が協同組合運動の発展を祝い、さらなる前進を誓い合う日である「国際協同組合デー」は毎年7月第1土曜日と定められており、今年は7月6日(土)となります。

国際協同組合同盟(ICA)の提起する今年の世界共通のテーマは、「協同組合は働きがいのある人間らしい仕事(ディーセント・ワーク)を実現します」(英原文"COOPS FOR DECENT WORK")です。

このテーマは、「持続可能な開発目標」(SDGs)の目標8「ディーセント・ワークと経済成長」に関するものとして選ばれました。また今年は、「ディーセント・ワーク」の普及に尽力し、国際協同組合同盟(ICA)とも密接に連携している国際労働機関(ILO)が設立100周年を迎えるため、それも反映したテーマとなっています。

ILOは2002年総会において「均衡のとれた社会は、政府セクターと営利企業セクターだけでなく、協同組合、共済団体を含む社会的セクターを必要とする」「政府は協同組合を支援するための政策と法的枠組みを提供すべき」とする決議を採択するなど、早くから協同組合に注目し、協同組合の実践へ強い期待を持ってきました。

 

ICAは、持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)の17の目標と169のターゲットの全ての実現に向けた独自の取り組みとして「Coops for 2030」キャンペーンをおこなっています。協同組合原則の第7原則「地域社会への配慮」において、「協同組合は、組合員が承認する政策に従って、地域社会の持続可能な発展のために活動する。」と述べているように、持続可能性は協同組合の本質であり、持続可能な地域社会づくりに協同組合が積極的に関与していくことが期待されています。日本の各地においても、私たちの神奈川県でもさまざまな実践が行われています。

 

国連は「貧困の撲滅と雇用の創出、社会的包摂の促進のために、協同組合の可能性を開発するよう、各国に求め」ています。

この数年の国際協同組合デーのスローガンを振り返ると、

2016年国際協同組合デー:「協同組合 持続可能な未来のために行動する力」

2017年国際協同組合デー:「協同組合はだれも取り残されない社会を実現します」

2018年国際協同組合デー:「協同を通じた持続可能な社会へ」

と、ICAが世界の協同組合に呼び掛けている「持続可能な社会づくり」への強い意志を感じることができます。

 

協同組合は人間の絆を強めることができる最良の組織です。そのためには協同組合員同士の共同を強めるとともに、「協同組合同士の協同」を強めることが必要です。

私たちは2017年3月7日に、「非営利・協同の価値を共有する全ての協同組合組織のより幅広い交流・連帯と、県民に対する協同組合の理念発信を促進し、協同組合運動の発展と住みよい地域社会づくりに寄与する」ことを目的に、協同組合連携組織「神奈川県協同組合連絡協議会」をスタートさせました。

 

私たちは持続可能な社会の発展に寄与することが期待されている協同組合の一員であることを誇りに思います。そして神奈川において、過去困難な中でも先輩たちが協同組合の使命と向き合い取り組んできたことに思いを馳せ、協同組合提携の夢とロマンを引き継ぐ者として、地域で協同し、つながり、あらたなすみよい神奈川づくりをすすめていきたいと思います。

 

心をあわせ、力をあわせて、地域における協同組合の事業と活動を、お互いの連携を深めながら豊かに広げていきましょう。

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