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2017年2月17日

意見 核兵器禁止条約交渉会議に参加し、「核兵器のない世界」をつくり出してください

国連総会は、2016年12月23日、核兵器を禁止し、完全廃絶につながるような法的拘束力のある措置(「核兵器禁止条約」)について交渉する会議を招集することを決議しました。 

この決議を受けて、2017年3月27日から31日、そして6月15日から7月7日の2会期にわたって、「核兵器禁止条約」についての交渉が行われることとなりました。

 

私たち唯一の戦争被爆国である日本の市民は、国連において「核兵器禁止条約」の交渉が開始されることは、「核兵器のない世界」に向けて、新たな一歩が踏み出されることとして、歓迎しその成功を心より祈念するものです。

国際人道法は、無差別殺傷兵器の使用や、残虐な兵器の使用を禁止しています。

 

人類は、1972年:生物兵器禁止条約、1993年:化学兵器禁止条約、1997年:対人地雷禁止条約、2008年:クラスター爆弾禁止条約と、無差別殺傷兵器の使用や残虐な兵器の使用、開発、生産、保有を禁じて来ました。これらをはるかに上回る破壊力をもつ核兵器を禁じることに何のためらいが必要でしょうか。

現存する 1 万数千発の核兵器の破壊力は、広島・長崎の2発の原爆の数万倍にもおよびます。核兵器は、人類はもとより地球上に存在するすべての生命を断ち切り、環境を破壊し、地球を死の星にする悪魔の兵器です。

平均年齢 80 歳を超えた被爆者は、後世の人びとが二度と生き地獄を体験しないように、自分たちが生きている間に何としても核兵器のない世界を実現したいと切望し、世界の市民に核兵器廃絶のための「ヒバクシャ国際署名」を呼び掛けています。

 

しかしながら2月16日、核兵器を法的に禁止する初めての条約交渉の進め方などについての協議がされた準備会合が国連本部で行われましたが、唯一の戦争被爆国でありながら日本は出席しませんでした。核保有国では中国は出席したもののアメリカ、ロシアなどは欠席したと報道されています。

こんな残念なことはありません。

核兵器のない地球を子どもたちにつなげていくために私たちは心より要請します。

 

  1. 「核兵器が再び、いかなる状況下においても使用されないことに、人類の生存がかかっている。」とする2015年の国連総会の決議を想起し、この3月27日より始まる国連核兵器禁止条約交渉会議へ日本の出席を求めます。
  2. 唯一の戦争被爆国として、被爆者の声に耳を傾け被爆者の思いを受け止め、「核兵器のない世界」を実現していくために、日本こそが積極的な役割を果たしてください。
  3. 核兵器禁止条約交渉会議への核保有国への出席を積極的に働きかけ、実現してください。

 

2017年2月17日
神奈川県生活協同組合連合会
会長理事 當具 伸一

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