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2016年10月14日

「風化させない・わすれない・福島の今」学習会を開催しました

原発事故及び被災地・被災者の様子の報道も極端に少なくなっている中で、福島県の「ふくしまの今を語る人」県外派遣事業を活用し、原発事故が起こした事そして福島で生きている人のについて考える事、そしてネットワークを作り頑張っている人を応援する事を目的に開催しました。講師の渡邊とみ子さんからは、原発事故が起こした突然の避難生活への怒りやしみの中でも、福島の福幸(ふっこう)に向けて諦めないで活動されている様子を話していただきました。

名称

「風化させない・わすれない・福島の今」学習会

日時

2016年10月6日(木)13時〜14時10分

会場

かながわ県民センター 13階研修室

主催

NPO法人消費者の会連絡会、神奈川県消費者団体連絡会

協力

神奈川県県民局くらし県民部消費生活課

参加者

30名

テーマ

福島の福幸(ふっこう)のために

講師:渡邊とみ子さん NPO法人 かーちゃんの力・プロジェクトふくしま理事

いいたて雪っ娘プロジェクト協議会会長、までい工房美彩恋人代表

渡邊さんは、飯館村の市町村合併を考える「村民企画会議」の委員に参加したこととにより、「自分たちの地域のことは自分たちで考えて行く」ことを真剣に考えるようになり、村でオリジナルのジャガイモ・かぼちゃづくりに取り組んできたそうです。

原発事故で避難を余儀なくされた町や村には、「かーちゃんたち(女性農業者)」が地域の特産品や加工食品を作り販売する場がありました。お店や農家民宿で手料理をもてなす「かーちゃん」もいました。「かーちゃん」たちは、地元の新鮮な食材にこだわり、健康・体に良いものをまごころ込めて作ってきました。そこは、厳しい自然環境のなかで生きていくための仕事の場であり地域を元気にする大切な場でもありました。しかし、避難生活では、「かーちゃん」たちがもっていた知恵や技術を活かす場がありません。

避難先で渡邊さんはこれまでの思いや活動を諦めることができず、飯舘村で繋がりのあったかあーちゃんたちに呼びかけ、福島大学小規模自治体研究所とともに、「かーちゃんの力・プロジェクト協議会」を立ち上げ、かーちゃんたちの力・知恵を活かす場をつくりました。2015年には、「自分達の事は自分達で考え行動」しようと、協議会からNPO法人に移行しました。

飯舘村も2017年3月をもって避難解除になりますが、まだまだ放射性物質が残っており、風評被害などの困難なことが沢山待ち受けているかも知れないが、辛かった時に現場で学んだ「あきらめない」気持ちで頑張ると力強くお話しされました。

会場の「福島を支援するのに何をすればいいのか」という質問には、「福島に来てください。かーちゃんの力・プロジェクトふくしまのサポーターになってください。」と回答されました。

原発事故で全てを奪われながらも、前を見て力強く生きておられる渡邊さんに多くを学びました。これからも福島を忘れることなく応援していきます。

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