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2016年4月12日

奨学金制度の改善!給付型奨学金制度の導入・拡充、教育費負担の軽減 奨学金問題改善に向けた院内集会が開催されました。

◎300万筆を超える署名と共に奨学金問題改善へ第一歩

奨学金問題全国会議と中央労福協は3月22日に「奨学金制度の改善、給付型奨学金制度の導入・拡充と教育費負担の軽減の実現に向けた院内集会」を参議院議員会館の講堂で開催しました。

会場の最前列には300万筆を超える署名が高々と並べられ、総数234箱・約 1.8tの署名の中で国会議員や奨学金問題に取り組む関係者、報道など400名を超える参加者の熱気に包まれました。

 

◎院内集会の内容

司会

南部 美智代 

中央労福協副会長

開会挨拶

神津 里季生 

中央労福協会長

基調提起

大内 裕和  

奨学金問題対策全国会議共同代表、中京大学教授

各党代表挨拶

 

蓮 舫    

民主党代表代行、参議院議員

 

石田 祝稔  

公明党政務調査会長、衆議院議員

 

小池 晃   

日本共産党副委員長、参議院議員

 

松野 頼久  

維新の党代表、衆議院議員

 

玉城 デニー 

生活の党と山本太郎となかまたち幹事長、衆議院議員

 

吉田 忠智  

社会民主党党首、参議院議員

各団体からの発言

 

花井 圭子 

中央労福協事務局長

 

新谷 信幸 

連合副事務局長

 

紅山 綾香 

日弁連貧困問題対策本部事務局次長、弁護士

 

林 朋子 

コープさっぽろ理事

 

富崎 豊和 

学校現場より(東京都高等学校教職員組合)

閉会挨拶

岩重 佳治

奨学金問題対策全国会議事務局長、弁護士

◇開会挨拶として中央労福協の神津会長は「本集会前に世耕副官房長官へ署名を手渡し、要請を行った。国会においてもこの301万筆の署名の重みをしっかり受け止め、党派を超えて政策実現につなげてほしい」と呼びかけました。

 

◇基調提起で大内裕和教授は、「奨学金を返せない若者の増加は若者自身の自己責任ではなく、時代に合わなくなった奨学金制度と雇用の劣化が生み出した社会構造の問題と見なければならない。また、奨学金返済によって結婚や出産ができず、少子化、人口減の原因にもなりうる。親の貧困は子へ連鎖どころか、奨学金貸与によってより大きくなっている、給付制奨学金の創設が早急に必要だ」と警鐘を鳴らしました。

当事者の声では、愛知県学費と奨学金を考える 会から学生が声をあげ「家庭の経済状況が悪化し、月12万円の奨学金を借りて現在700万円の借金を背負っている。これからが不安でたまらない、周りには金銭的問題から進学を諦める学生、自分で学費を稼ぐためブラックバイト漬けで学業に専念できない人もいる。学びを進めるはずの奨学金が本来の役割をはたしていない」と現状を訴えられました。

また現在も奨学金返済中の当事者からは、「自分 は奨学金によって大学進学ができたが、在学中はアルバイトもしていた。妻も奨学金を借りていて、 現在は妻と共に返済している。貧困家庭にとって奨学金は貧困から抜け出す手段でもある。子供は 親を選ぶことができない、貧困の家庭でも安心して勉学に励むことができるようにしてほしい」と体験談から奨学金制度の改善を求めました。

 

◇閉会挨拶では岩重佳治弁護士が「学ぶための奨学金 が人生の選択にも影響を及ぼしている、返還困難者は「返せないのが悪い」というレッテルが貼られ、人としての尊厳まで奪われている。社会全体で学びを支えるという意識が欠け、過大な自己負担を強いる我が国の教育制度や、回収のみに力を 入れる学生支援機構の現状があり、この問題を放置すれば私たちの社会は成り立たなくなってしまう。国会議員には超党派で取り組んでもらいたい。長い戦いになるが辛抱強く取り組んでいきたい」とまとめられました。

 

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