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2016年2月13日

若者を苦しめる奨学金問題の解決を求める署名
パルシステム神奈川ゆめコープは新横浜駅前での街頭署名活動に取り組んでいます

神奈川県生協連は神奈川県消団連とともに、神奈川県内の労働福祉団体と力を合せて若者を苦しめる奨学金問題の解決を求める「給付型奨学金制度の導入・拡充と教育費負担の軽減を求める署名」に取組んでおり、多くの皆様にご協力いただいた署名数は2月10日の時点で47,631筆になりました。

現在、署名の集約は当初の1月末を延長して2月末までとして、引き続き取り組んでいます。

パルシステム神奈川ゆめコープでは、奨学金の問題は大学生本人とその家庭はもとより、子どもを持つ家庭の将来の教育に対する大きな不安要素でもあり、同じ職場内や知り合い等にも大きな奨学金の負債をかかえている人がいることから、組織全体で一丸となって署名活動に取組む事を確認し、1月11日から本格的に署名活動をスタート。

現在、40,934筆が集まっています。そしてさらにこの奨学金の問題を、組合員以外のより多くの人に認識してもらいたいと職員間で話し合い、新横浜駅前での街頭署名の実施を発案、有志の職員による活動に発展しています。

街頭でご協力いただいた署名数は、12日の14時30分時点で400筆を頂戴しました。

 

新横浜駅前街頭署名活動について

実施日と署名数:

2月10日(水)17時〜19時:84筆

2月11日(木)12時30分〜14時30分と17時〜19時:合計152筆

2月12日(金)12時30分〜14時30分:164筆 

2月12日(金)17時〜19時

2月15日(月)時間未定

2月16日(火)時間未定

参加職員:1回あたり7〜8名

特徴的なこと

  • 署名には、北海道や愛知県など、地方の方も署名にご協力頂きました。
  • 大学生からは、自身が現状の厳しさを身にしみて感じているという話などを頂きながら、「是非、変えて欲しい」との声とともに署名を頂きました。
  • 高校生には、将来の自分たちの話である事を伝えると、真剣に話を聞いて署名をして頂けました。
  • ビジネス街なので、署名は難しいかと感じていましたが、予想を超える署名を頂いております。
  • 人々のくらしを守る生活協同組合の取組みを知っていただく機会にもなっています。

 

 

「若者を苦しめる奨学金問題の解決を求める署名に取り組み、署名を労働者福祉協議会に提出しました」はこちら

 

この署名に取り組んでいる訳

奨学金利用者は、今や約177万人。
大学生の2人に1人が何らかの奨学金制度を利用しています。

  • 1970年以降、「受益者負担」の名のもと教育への公費支出が抑えられてきた結果、大学の授業料の値上げが繰り返され、現在では、わが国の学費は世界で最も高い水準となっていることがあります。親の経済力の低下に伴い家計収入は減少の一途をたどり、奨学金に頼らなければ大学に進学できない学生が多数を占めることとなってしまいました。
    また、雇用の劣化が急速に進み、不安定雇用や低賃金労働が拡大している今日、卒業後に奨学金を「返したくても返せない」となってしまっている事は社会的構造の問題です。

  • かつて日本育英会(現日本学生支援機構)が実施する奨学金制度は無利子でしたが、政府が教育政策を転換したことにより1984年に有利子枠が設けられ、それが拡大される中で、現在では、奨学金制度を利用する大学生の3分の2が有利子枠となっています。
    そして効率化の名のもとに金融事業化した「奨学金制度」は、2004年までは考えられなかった延滞金の徴収、個人信用情報機関のブラックリストへの登録(3ケ月後)、民間の債権回収機関による取り立て(4ケ月後)、裁判所による支払督促(9ケ月後)と若者を追い詰めていきます。

  • 日本の奨学金制度は、そのほとんどが「貸与型奨学金」であり、「有利子奨学金」利用者が全体の3分の2を超えています。OECD加盟国のうち、大学の授業料が有償で「給付型奨学金」がないのは日本のみです。「貸与型奨学金」の返済に苦しむ若者は、元本の返済のみならず、「利息」や「延滞金」でも重い負担を背負わされてでいます。

  • 大学を卒業しても十分な収入が得られず、返済に苦しむ若者が増えており、延滞者は33万人に及んでいます。3カ月以上延滞している人の46%が非正規雇用もしくは無職、80%以上の人が年収300万円以下です。しかも、就業状況が変化する中、派遣社員やアルバイトなどの非正規雇用で働く大卒者も増加し、「安定した収入を得て返済する」という前提は大きく崩れ、「返したくても返せない」人たちが増えています。また、延滞していない人でも、57%は年収300万円以下であり、無理を重ねて返済しているのが実情です。

  • 未来を担う若者たちが学ぶために多額の借金を背負い、大学を卒業すれば直ちにローン返済に追われる今の状況が続けば、結婚・出産・子育てが困難となり、少子化や人口減少は更に加速し、この社会は成り立たなくなるのは明らかです。

 

「若者を苦しめる奨学金問題の解決を求める署名」にぜひご協力ください。

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