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2015年5月14日

2015NPT再検討会議ニュース しずおか・やまなし・かながわの生協代表団

 

4月27日 AM

6グループ (パルシステム神奈川ゆめコープ) 海野満

54中学校での証言活動

日時

4月27日(月) 9時45分〜11時

場所

54中学校(Middle School 54)

54中学校の8年生約90名の前で、原爆被災者の中村雄子さん、福島富子さんが、ご自身の被ばく体験をお話しされました。

話を聞く子供たちの年齢は13歳、それは中村さんが被ばくされた時と同じ年齢です。子供たちは、自分と同じ年齢で味わった中村さんの恐ろしい体験、福島さんが語った被ばく後、家族離ればなれになった生活の話を真剣に聞き入っていました。

お話の後の質問では、「被ばくして、体にどのような影響があるの?」、「原爆を落としたアメリカは憎いですか?」、「なぜ被ばくしたことを隠す人がいるの?」など率直な質問が、数多くあがり、お二人が丁寧にお答えしていました。

真剣な顔で話を聞いていた子供たちも、最後に千羽鶴をプレゼントされ、おりがみの折り方を教えてもらうと、笑顔になり打ち解けて、楽しく親睦を深めることができました。

 

報告者やグループメンバーの感想

  • 子供たちは自分と同じ年齢での厳しい体験や、幼少期に家族と引き離されてしまうお話に戦争や原爆の恐ろしさ、そして生き残った被爆者の人生に大きな影響を与えるという事を感じ取ったと思います。

  • 私は中村さんが、「アメリカが憎くないの?」と聞かれたときに、「日本人は報復をきらう。そして私は、報復の連鎖であなたたちが被ばくして欲しくない。」とおっしゃった言葉が、こころに残っています。

 

千羽鶴をわたす中村さん

鶴の折り紙に挑戦する子供たち

 

 

4月28日 PM

6グループ 報告者(パルシステム神奈川ゆめコープ) 海野満

アメリカ政府国連代表部との面談

日時

4月28日(火)13時30分〜14時 

場所

国際連合本部 ラウンジ

国際連合本部でアメリカの国連軍縮担当大使ロバート・ウッド氏と会談しました。まず、原爆被災者の藤森俊樹さんは、「我々は報復を望まない。核廃絶に向けた話し合いを進めてほしい」と強く訴え、中村雄子さん、福島富子さんからはご自身が味わった被爆体験を伝えました。

その後、生協代表団・本田団長から、生協が被ばく者をサポートしながら、共にニューヨークを訪れ、核廃絶を求める運動に取組んでいることを伝え、核の廃絶に向けた交渉をお願いしました。

ロバート氏は、「遠いところからのあなた方の訪問とニューヨークでの活動はNPT再検討会議に際し、非常に重要な価値があり、私自身も心にひびいている。オバマ大統領は2009年プラハ演説で核廃絶に向けた決意を表明しており、少しずつではあるが、核兵器削減が進んでいる。今後も核を減らす努力を続けていく」とコメントをされました。

結果は、NPT再検討会議の後にしかわかりませんが、大使の発言は前向きであり、期待しつつ結果を待ちたいと思いました。

 

大使に要望書を渡す藤森さん

核兵器廃絶にむけた交渉をお願いする本田団長

 

握手を交わす原爆被災者3名とロバート大使

被爆体験を語る中村雄子さん

 

 

4月29日 AM・PM

6グループ 報告者(ユーコープ) 斎藤美枝子

ラガーディア コミュニティ大学での証言活動

日時

4月29日(水)8時45分〜9時20分

場所

ラガーディア コミュニティ カレッジ

証言者

谷口稜曄さん、中村雄子さん、福島富子さん

ニューヨーク州ロングアイランド島にあるラガーディア・コミュニティカレッジで、証言活動を行いました。

最初に中村雄子さんが、自ら描いた絵をみせながら、被爆直後の様子や親友を失った悲しみを伝え、最後に峠三吉の詩をメッセージとして英語で伝えました。福島さんは、生後7か月で被爆し親戚宅に預けられ、大変辛い思いをされたこと等を透き通った美しい声でお話されました。谷口さんは静かに切々と語られ、それがかえって聞く側に訴えかける力を感じました。

会場には、教室に入り切れないほど(およそ150名)の学生が集まり関心の高さを感じました。一番印象的だったのは、学生からの質問で「今回の訪問でアメリカ政府から公式な謝罪がありましたか?」の問いに、谷口さんが「謝ってもらいにきたわけではない。核兵器廃絶を求めるにやってきたのです。」という毅然とした返答に、会場から自然と拍手が沸き起こったことです。

今日の証言会で「事実を知る」ことがきっかけとなり、さらに戦争の恐ろしさや平和の大切さを学ぼうとする学生が増えることを期待しながら、日本の子供たち、若者たちに対しての「知る機会」をもっと作らないといけないと思いました。

全体のコーディネイトは同校教授の遠山京子さん(現地のボランティアスタッフでもあります)がすすめられ、昼食も学内の日本人スタッフの皆さんにお世話になりました。貴重な経験をさせていただき感謝致します。

 

講演の風景

平和の「和」とかいた帯を見せる福島さ

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