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2015年4月13日

ロシア連邦 大統領
ウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・プーチン 殿
駐日ロシア連邦大使館 特命全権大使
エヴゲーニー・ウラジーミロヴィッチ・アファナシエフ 殿

ロシア軍の軍事演習における「核兵器先制使用想定」に強く抗議します

私たちは貴国が、今年3月中旬に実施した大規模軍事演習において、北大西洋条約機構(NATO)軍や米軍とみられる仮想敵が、北極圏の島や日本の北方領土を含む千島列島を攻撃し戦闘が起きた事態を仮定し、核兵器の限定的先制使用の可能性を想定していたとの報道に接しました。ウクライナ情勢をめぐり欧米との関係が極度に悪化すれば核使用も辞さない姿勢を示して抑止効果を高める狙い、とされていますがとんでもないことです。

ここに、強く抗議し、核不拡散条約(NPT)に定められた核軍縮の義務を果たすこと、ロシアは米国とともに核兵器廃絶に向け、努力すべきことを強く求めます。

 

この間、国連総会では核兵器の全面的廃絶に向けた共同行動が採択されるなど、核廃絶に対する世界の気運が高まる中で、ましてや本年NPT再検討会議が開催されるという年に、たとえ軍事演習であれ、核兵器の使用を想定することは、日本国民をはじめ平和を願う世界中の人々の期待を踏みにじる行為であり、断じて許すことができません。核兵器廃絶を目指す国際社会の努力に逆行するものです。

2014年12月2日、国連総会本会議では170か国の賛成により核兵器廃絶決議案が採択されています。決議では核兵器の使用がもたらす悲惨な人道的結末を憂慮し、全ての国が「核兵器なき世界」の実現を目指してさらなる措置を講じる必要性を訴えています。

この世界の願いを真摯に受け止めるべきです。

 

私たちは、核兵器廃絶と被爆者援護を共通の願いとして、被爆者とともに核兵器のない平和な社会を求める活動をすすめています。核兵器を廃絶し恒久平和を実現することは、被爆国日本の国民共通の悲願であり、また基地県でもある神奈川県民の強い願いです。

 

私たちは、貴国が「核兵器の使用と威嚇は国際法に違反する」とする1996年の国際司法裁判所の勧告的意見を真摯に受け止め、「核兵器のない平和な世界の実現」に向け明確な行動を率先してとられることを強く求めます。

 

2015年4月13日
神奈川県生活協同組合連合会
会長理事 木下 長義

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