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2014年5月8日

「神奈川県再生可能エネルギーの導入等の促進に関する条例」施行と「かながわスマートエネルギー計画」策定について

神奈川県生活協同組合連合会
会長理事 木下 長義

2014年4月1日、「神奈川県再生可能エネルギーの導入等の促進に関する条例」が施行され、4月22日、「かながわスマートエネルギー計画」が策定されました。2014年の子どもの日を迎える大きなプレゼントとなったと心から嬉しく思い、関係者の皆さまのご労苦に心から感謝いたします。

 

神奈川県再生可能エネルギーの導入等の促進に関する条例は、「将来にわたり安全で安心して利用することのできるエネルギーを安定的に確保する道筋をつけたい」とする県民の強い願いを背に受けて、署名運動と陳情、そして県議会議員の皆さまによる条例案の検討・提案そして全会一致の成立となったものです。最終的に団体署名:1,078筆、個人署名:23万超筆)となった、省エネルギーと再生可能エネルギー促進を求める条例制定への県民の強い願いと協同組合間の連携、そして受け止めて頂いた県議会の皆さまとの深い連携を無くしては成立はしませんでした。再生可能エネルギーを促進する目的をもった条例としては、2011年3月11日以降、今回の条例が全国都道府県レベルで初めての制定です。

 

思い起こせばあの東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の大事故は、神奈川で生活する私たち市民にも大きな衝撃を与えました。県内農業をはじめとした県内産業や市民生活も大きな被害を受けました。原発事故は、これまで作られてきた科学技術信仰や大規模集中システムを土台とする電力供給システムへの反省と同時に、私たち自身の生活のあり方をも問うものでありました。

こうした反省をもとに、未来の世代に持続可能な社会を残すためには、エネルギーの大消費県であるわが神奈川県においてこそ、「経済活動や生活を見つめ直してエネルギーを大切にする社会に転換をしていきたい」、「電力供給の原発依存度を極力減らしていきたい」、「もっと再生可能エネルギー導入を積極的にすすめていく課題に中長期的・総合的に取り組む先進的な神奈川県であって欲しい」、「そんな魅力ある神奈川県に住み続けたい」。私たちはこうした想いを持ち、2012年8月22日に、県内の協同組合を中心とする「『神奈川県省エネルギー・再生可能エネルギー促進条例』制定を求める神奈川連絡会」を発足させ、賛同署名活動に取り組んできたものです。

 

私たちは、省エネルギーそして再生可能エネルギーを促進する「かながわスマートエネルギー計画」の策定は、数値目標とスケジュールを持つ大変喜ばしい県民の成果物と認識します。

今後は神奈川県自らが「かながわスマートエネルギー計画」を全力推進することと併せて、県内各自治体における省エネルギー、再生可能エネルギーの活用・普及に係る具体的な施策や目標、自治体自らの省エネルギーの推進、再生可能エネルギー活用の推進、住民や地域、団体や企業等に向けた支援策などを網羅した計画づくりについても、県と表裏一体のものとしてすすめていく必要があると認識します。

神奈川県の指導的な役割を強く期待するものです。

 

神奈川の生協もこの計画をともに推進して立場で、省エネルギーに向けた施策の実施、再生可能エネルギーの導入・普及に取り組んでいきます。組合員や地域の生産者・協同組合、行政、企業等とも環境保全活動を推進し、環境に配慮したくらしをすすめていきます。

 

今後もかながわスマートエネルギー計画が実効性あるものとして着実に推進していくように強い関心を持ち、積極的に関わっていくことを表明します。

 

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