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2011年11月18日 10時

東日本大震災対策ニュース <86号>

一人は万人のために、万人は一人のために

巨大地震そして大津波と未曾有の大災害で被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

 

3月11日から8カ月が過ぎました。

警察庁、11月17日現在 被害状況と警察措置より(4月7日〜9月10日発生の地震被害を含む)

死者/12道都県1万5,839人(宮城県9,503人、岩手県4,665人、福島県1,605人、茨城県24人、千葉県20人)

行方不明/6県3,642人(宮城県1,994人、岩手県1,421人、福島県223人)

負傷者/負傷者20道都県5,950人

検視を終えた死因の90.5%が水死。身元が確認者のうち65歳以上の高齢者が55.7%を占めています。

建物関係被害

建物全壊120,201戸、建物半壊189,822戸、建物全半焼281戸、床上浸水10,972戸、床下浸水13,685戸、一部破損598,587戸、非住家被害48,298戸。道路損壊3,559ヵ所、橋梁被害77ヵ所、山崖崩れ197ヵ所、堤防決壊45ヵ所、鉄軌道29ヵ所。

火災/12都県で287件発生。

2011年東日本大震災について 緊急災害対策本部資料より

余震の回数/最大震度6強が2回、6弱が2回、5強が8回、5弱が29回、4が161回。(9月16日現在)

我が家を離れて避難をされている方

(10月20日現在)で47都道府県1,148市区町村に71,358人。その内訳は、避難所(公民館・学校等)1,069人、旅館・ホテル2,115人、親族・知人宅17,293人、住宅等(公営・仮設・民間・病院含む)50,881人。神奈川県内には1,543人です。

農林水産業への直接被害

農林水産省発表(8月1日現在)で、総額2兆2,673億円(水産関係1兆2,298億円、農業関係8,412億円、林野関係1,963億円)

被害額の推計(内閣府防災担当が6月24日に発表)

総額約16兆9千億円(建物等約10兆4千億円、ライフライン施設約1兆3千億円、社会基盤施設約2兆2千億円、農林水産関係約1兆9千億円、その他約1兆1千億円)です。阪神・淡路大震災の被害額推計は、約9兆6千億円でした。

ボランティア活動の状況

10月5日現在の災害ボランティアセンターは、岩手県24ヶ所、宮城県12ヶ所、福島県34ヶ所、これまで災害ボランティアセンターの紹介によりボランティア活動をされた方は(10月16日現在)約799,100人、内訳は岩手県約279,000人、宮城県約405,600人、福島県約114,300人です。

 

神奈川の各生協は、全国の生協と連携を取りながら、長期に渡る被災地支援をすすめています。災害の前では1人では何も出来ないが、人との繋がりが何よりも支えになり力になる! 一人ひとりが 出来る事をみんなで 力を合わせて 大きな力に 悲しみを乗り越えて 一歩ずつ がんばろう!

 

◎ ナチュラルコープ・ヨコハマ

生産者・メーカーからのお手紙   (ナチュラルコープ・ヨコハマのホームページから)

東日本大震災におきまして、皆様より本当に多くのお見舞いと励ましを頂き誠に有難うございます。

震災から半年…食品製造の世界で何より大切な衛生管理を徹底するため、被災を受けた本社工場の建屋内に新たに内装パネルを設け、三重のパーテーションで粉塵 や細菌の侵入を防ぐことで、震災前は七生産ラインだったところ一生産ラインだけでございますが、製造用の機械も補修し、揚げかまぼこを生産する運びとなりました。

つきましては、2011年10月1日安全祈願のお祓いと震災の犠牲者への祈りを込めて、待ちに待った火入れ式を執り行うこととし、マスコミ各社にも取材のご案内をしました。

10月3日には初練りで「おとうふ揚げ」のテストラインを行います。北海道産のすり身と岩手県の大豆工房のお豆腐でまた再開です。始めは少しずつ、出来ましたら3・11から7ヶ月目の10月11日にはフル生産が可能にと考えております。

7ヵ月…7ヵ月…日々長い長い道のりでした。

この7ヵ月ぶりの火入れは、皆様の手でようやく点けることができた復活の「奇跡の火」でございます。瓦礫の中、冠水の中、粉塵の舞う中そして瓦礫を運ぶス コップで砂やヘドロを出していただいた皆様の思いやりに対しても何の御礼もできないまま、何度繰り返し頭を下げても足りません。今はただただ感謝申し上げることだけです。

皆様の所に一日も早くお届け出来るようになることが沢山のお見舞い、励ましへの応えになると信じて、従業員一同歯を食いしばり頑張るつもりです。楽しみにして下さい。今は、まだまだ工場を磨き続けています。

本当に有難うございました。そしてこれからもよろしくお願いいたします。

高橋徳治商店 代表取締役 高橋英雄 そしてスタッフ一同

 

三陸地方の現状をお伝えします

海産自然食品取扱専門 三陸水産有限会社 代表 雨澤 進

この度は、心温まるご支援を賜り心より厚くお礼申しあげます。

皆様から頂きました義援金は、三陸水産並びに、志をともにする三陸地方の漁民の生産者、福島県いわき市常磐沖漁場の漁民の生産者等の皆さんの復興のために、有難く使わせて頂きます。

この漁民の皆さんは、家族・仲間・家・加工場・冷蔵庫・船・漁場・老後や将来の夢・日々の生活等、すべてが大津波によって、失ってしまいました。

特に、宮城県南三陸町にある三陸水産三陸工場は、南三陸町の中核的な役割を担い、「雇用を促進、生産、全国へ流通、そして漁民との連携によって豊かな自然との共栄共存」を目指し、漁業を推進して参りましたが、冷蔵庫の一部を残し「がれき」となってしまいました。

また、HACCPを取得し、持続可能な漁業(MSC)を推進したタラコ製造の石巻工場も壊滅的な被害の中、地盤沈下によって、一日二回の満潮では三陸工場同様、海水に浸る状況が続いています。そのような状況ではありますが、三陸のきれいな海、大自然に恵まれた豊かな漁場の再生と復興へ向け、がれきの中から漁具の数々を探し出し、漁業の再開を目指し、全力で取り組んでいます。

なお、今後の三陸や各地の復興を成し遂げるには、三年とも五年とも言われていますが、三陸水産は、今秋から漁民と一緒に各種の生産に着手する準備を進めています。

皆様が、これから細々と生産する安心・安全な海産物を「購入することで漁民の励みと生活が出来る」よう、引き続きご支援をお願い申し上げます。必ずや、三陸の自然の豊かさ・きれいな海がよみがえり、同時に、皆様に「大自然からの贈りもの」をお届けし、復興のご支援に恩返し出来るものと確信します。重ね重ねお願いを申しあげ、三陸復興義援金の心からのお礼と致します。ありがとうございました。

食べて応援しよう 食べて応援しよう

 

◎ 生活クラブ生協

福島から「一時避難旅行」が行われました

各地の生活クラブでは、「ふくしまの子どもたち」のための一時避難旅行を実施しました。

生活クラブ北海道の企画は、7月31日〜8月12日までの北海道での滞在旅行で、5家族16名が参加。生活クラブ京都エルコープは、8月23日〜8月26日、長野県の伊那への旅行で、京都の組合員の方の実家のペンションに泊まりました。これには生活クラブ長野からのバスの提供があり8家族26名が参加しました。

生活クラブ都市生活とエスコープ大阪は、9月17日〜9月19日、神戸と淡路島でのリフレッシュツアーとして企画、6家族15名が参加しました。

各企画とも放射能を忘れて、親子でいっぱい遊んできてもらいました。それぞれの参加された方々から、生活クラブあてにお礼の手紙が届きました。

それぞれの企画は組合員の皆様のカンパによって実施されました。ご協力に感謝申し上げます。

東日本大震災復興支援【第2次カンパ】、引き続きご協力をお願いします

第1次カンパへのご協力ありがとうございました。また、9月にご協力をお願いしました第2次カンパは、10月11日現在で6千万円(60,255,553円)になりました。2次カンパへのご協力につきましても、重ねてお礼申し上げます。

震災復興支援と放射能検査のための第2次カンパの目標額は1億5千万円ですが、まだ届いていません。復興までには長い時間と労力が必要です。現在も福島県の新地町仮設住宅での青空市や縁台設置、高橋徳治商店や重茂漁協など生産者復興支援、石巻・蛤浜、北上町十三浜など地域の漁業復興支援など被災地の支援をすすめています。また、消費材の放射能検査もやっと軌道に乗ってきましたが、これからもさらに精度を上げていく必要があります。ぜひ、みなさんのご協力をお願いいたします。

 

 

◎ コープかながわ

東日本大震災義捐金募金のこれまでの結果

3月14日に開始した「東日本大震災義援金募金(緊急募金)」はこれまでに多くの皆さまから募金をお寄せいただいています。皆さまからお預かりした募金は10月31日現在、下記の通りです。

コープかながわ、コープしずおか、市民生協やまなし合計

1億8,489万8,033円

コープかながわ合計

1億2,110万4,400円

(おうちCO-OPについては、引き落とし前の暫定金額も含みます)

募金へご協力いただきました皆さまへ心よりお礼を申し上げます。

ご報告

コープかながわはこれまで皆さまからお預かりした義援金、「がんばろう東日本!被災地支援セール・キャンペーン」による義援金を合わせて、日本生協連へ合計1億2,647万1,229円を送金しました。コープかながわ、コープしずおか、市民生協やまなしの3生協合計での送金額は合計1億9,573万5,322円となりました。

コープでは被災地の一日も早い復興を願い、2012年3月20日まで募金の取り組みを行います。引き続き皆さまの温かいご支援をお願いします。

 

 

◎ 神奈川県

県津波浸水想定検討部会再計算 浸水図作り直し

3月11日に東北地方太平洋沖地震により発生した大津波の被害を踏まえ、神奈川県では学識者などで構成する津波浸水想定検討部会(部会長・柴山知也早稲田大学理工学術院教授)を設置し現在の津波浸水想定を見直しています。これまで平成18年度・19年度に津波浸水予測図を公表していますが、今後の県の津波対策を検討するため、安全防災局と県土整備局が連携し、「神奈川県津波対策推進会議」の下に、新たに学識者、国、県等による「津波浸水想定検討部会」を設置し、技術的見地から現在想定している津波の規模、浸水範囲等について再検証を行っています。

11月17日の部会では、鎌倉市でこれまでの想定を大幅に上回る最高14.4mの津波が到達するなどとした、新たな試算結果が示されました。同部会では、これをもとに津波浸水予測図を作り直し、近く沿岸市町などに提示します。

同部会では、東日本大震災でこれまでの想定を超えた津波被害が出たことを考慮。これまで発生を想定してきた地震に加え、全体像が十分に解明されていないものの、歴史的に文献や記録に残っている明応地震(1498年)や慶長地震(1605年)なども含めた計14地震を対象に再計算。発生の確率が低いとされる地震でも最大規模の津波を想定。

この結果、慶長型地震が起きた場合、最大5〜7mと想定されていた鎌倉市で最大14.4m、約8mだった藤沢市で最大10.5mなど。東京湾に面する横浜、川崎両市でも、これまで2〜3mの想定が、新試算では4mを超えるなど、県東部では、これまでの想定を上回る結果になりました。一方、真鶴町など県西部では、最大8〜10mだったこれまでの想定と同程度かこれを下回りました。相模湾側では、元禄関東地震に内陸の活断層(神縄・国府津―松田断層帯)が連動すると、真鶴の津波が最大8.8mです。

同部会はこれらのデータをもとに、様々な地震に対応した津波浸水予測図を複数作成し、来週にも市町の担当者に提示していきます。

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