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2011年7月18日 18時

東日本大震災対策ニュース <62号>

一人は万人のために、万人は一人のために

巨大地震そして大津波と未曾有の大災害で被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

 

7月17日現在、警察庁のまとめによる地震(4月7日、11日、12日の地震被害を含む)被害者は、死者12道都県1万5,578人(宮城県9,315人、岩手県4,597人、福島県1,600人)、行方不明6県5,070人(宮城県2,569人、岩手県2,215人、福島県282人)、負傷者20道都県5,694人。

建物関係被害は、建物全壊109,660戸、建物半壊124,561戸、建物全半焼263戸、床上浸水11,345戸、床下浸水12,525戸、一部破損455,575戸、非住家被害32,598戸。道路損壊3,559ヵ所、橋梁被害77ヵ所、山崖崩れ197ヵ所、堤防決壊45ヵ所、鉄軌道29ヵ所。

我が家を離れて避難・転居をされている方は、内閣府発表(6月30日)で9万9,236人(1,146の市区町村の避難所24,182人、旅館等25,273人、親戚・友人等19,361人、公営・仮設住宅等30,420人)です。

農林水産業への直接被害は、農林水産省発表(7月11日現在)で、総額2兆1,188億円(水産関係1兆2,231億円、農業関係7,652億円、林野関係1,306億円)。

内閣府防災担当が6月24日に発表している東日本大震災における被害額の推計は、総額約16兆9千億円(建物等約10兆4千億円、ライフライン施設約1兆3千億円、社会基盤施設約2兆2千億円、農林水産関係約1兆9千億円、その他約1兆1千億円)です。阪神・淡路大震災の被害額推計は、約9兆6千億円でした。

 神奈川の各生協は、全国の生協と連携を取りながら、長期に渡る被災地支援をすすめています。

 

災害の前では1人では何も出来ないが、人との繋がりが何よりも支えになり力になる!

一人ひとりが 出来る事をみんなで 力を合わせて 大きな力に 悲しみを乗り越えて 一歩ずつ がんばろう!

 

◎ 神奈川災害ボランティアネットワーク

第2回チャリティーバザー報告と御礼

6月28日・29日・30日に開催しました『第2回かながわ東日本大震災ボランティア活動基金チャリティーバザー』では、多くの方にご来場いただき、出店者の皆様、ボランティアの皆様のご協力をもちまして、無事終了することができました。ご報告と共に、心よりお礼申し上げます。

<募金額>
  • バザーファンド寄付額/10,000円
  • バザー出店者募金/109,140円
  • 東北かもめ団(ボランティアブース)売上/114,945円
  • 現地物産委託販売寄付額/82,180円
  • 来場者からの募金/16,660円

合計/332,925円

<来場人数> 

6月2日 525名

6月29日 388名

6月30日 384名

計1,297名

今後とも、神奈川災害ボランティアネットワーク及び、かながわ東日本大震災ボランティアステーションの活動について、ご理解とご協力をいただけますよう、お願い申し上げます。

山田町サマーフェスティバル支援とがれき撤去に山田5便が活躍

暑い真夏の山田町に、復興手助けに熱い情熱とやる気全開で臨んだ32人が山田5便で到着した。

今回は、20歳〜70歳の幅広い年齢層参加が特徴で、若いパワーも経験豊富な力量も揃い、7月2日から3日間、地元の復興イベント「山田町サマーフェスティバル」の手伝いや住宅地のがれき撤去で大活躍した。

初日に山田町サマーフェスティバル(山田町役場、観光協会、商工会などの有志の方々により組織された「やまだ夢プロジェクト」主催)で交通整理や炊き出しをすることになり、力仕事としては物足りなさを感じたものの、現地の人々と触れ合えるこのような活動は滅多になく、貴重な体験になった。

ある若者は、1日中、ひたすら肉を焼いた。肉を食べるのは1ヶ月ぶり、という人や、被災以来、肉を食べるのは初めて、と皿に山盛りに盛る人に、どんどん食べてもらおうと。家族連れやお年寄り、数百人の人々がそれぞれ楽しんでいるように見受けられた。

2日目と3日目はがれき撤去作業。腕力に自信ありの若者や、ボランティアバス参加が6回目というベテランもいる。60歳〜70歳代のシニアは皆、経験豊富で、作業はどんどん進んでいく。3日目は2日目より作業に慣れてきて益々スピードアップし、驚くほど片付いた。皆、意欲旺盛で、リーダーの休憩の指示にも、なかなか休憩を取ろうとしてくれないほどだった。 

ある班が片付けを行った個人宅では、家屋基礎部分に積もった20cmほどのがれきの中から、ガラス片などに混じって、神棚やお仏壇の道具と思われるものが出てきた。続いて失効した運転免許証を発見。規則に従い、すぐに山田町災害ボランティアセンターに届ける。更に作業を続けると、入れ歯、歯ブラシ、子どもの筆箱など次々に出て、皆はっと息を飲んだ。わかってはいることだが、ここに普通の暮らしがあった、それを一瞬で呑み込んだ津波のむごさ、恐ろしさを眼前に突きつけられ、しばし呆然となった。

今回の参加者たちは、士気が高いだけでなく、幅広い年齢層にも関わらず、和気合い合いで仲が良かった。たまたま誕生日を迎えた参加者が2人おり、夜はささやかな誕生会を催して祝った。女性最年長の63歳の参加者は、皆にお母さんと呼ばれ、慕われた。

事前に調べておいたハエ取りペットボトルを試してみたが、今回は不発に終わった。 

最終日の午前中は出発準備のため、作業はしない予定だったが、参加者全員の強い希望で、「がれき撤去をやらせてください!」と交渉し、最後まで汗水流して作業し、充実感と共に帰途に着くことができた。

宿泊所である山田町災害ボランティアセンター(元海洋センター体育館)では、三重県からのボランティア団体とも協力的に生活している。ここには他に10人前後の外人ボランティアの方々も来ており、また、近隣のキャンプ場にも個人参加者が来ている。 

帰途のバス出発時、山田町のスタッフらは、ずっと手を振って見送ってくれた。日々、バスが出発する度に、彼らは暖かい手を振り続ける。

【後日談】

今回、初めてボランティアバスに参加したという○○さんに話を聞く機会があった。彼は今回参加するまでは、1ヶ月程度現地に滞在して働く、短期集中型の活動を考えていた。しかし、今回の経験で、少しずつでも長く継続していこう、と考えが変わったという。この話に私は、我々もボランティアバスを継続していかなければならない、という使命感を再認識した。こうして運行を継続することにより、現地を支援し続けるボランティアを育てていくのだろう。

2日後、神奈川県民センターのボランティアバス出発受付で、事務局スタッフとして働く彼を見て、私は嬉しくなった。

 

ボランティアバス参加の方へ

夏休みのボランティアバス 運行予定(各便の募集は出発の約14日前に開始していく予定です。ただし、団体貸切便となった場合、一般募集しない場合があります。)

募集内容や注意事項など、神奈川災害ボランティアネットワーク東日本大震災特設サイト、http://ksvn.jp/ 新しいウインドウが開きます をチェックしてください。

岩手便コース

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