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2011年7月4日 12時

東日本大震災対策ニュース <59号>

一人は万人のために、万人は一人のために

巨大地震そして大津波と未曾有の大災害で被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

 

7月3日現在、警察庁のまとめによる地震(4月7日、11日、12日の地震被害を含む)被害者は、死者12道都県1万5,527人(宮城県9,288人、岩手県4,573人、福島県1,600人)、行方不明6県7,102人(宮城県4,623人、岩手県2,170人、福島県305人)、負傷者20道都県5,393人。
建物関係被害は、建物全壊106,504戸、建物半壊110,511戸、建物全半焼257戸、床上浸水11,443戸、床下浸水11,719戸、一部破損415,930戸、非住家被害31,938戸。道路損壊3,559ヵ所、橋梁被害77ヵ所、山崖崩れ197ヵ所、堤防決壊4ヵ所、鉄軌道29ヵ所。
我が家を離れて避難・転居をされている方は、内閣府発表(6月2日)で12万4,594人です。
農林水産業への直接被害は、農林水産省発表(6月30日現在)で、総額2兆1,005億円(水産関係1兆2,074億円、農業関係7,644億円、林野関係1,284億円)。

 

神奈川の各生協は、全国の生協と連携を取りながら、長期に渡る被災地支援をすすめています。

 

災害の前では1人では何も出来ないが、人との繋がりが何よりも支えになり力になる!

一人ひとりが 出来る事をみんなで 力を合わせて 大きな力に 悲しみを乗り越えて 一歩ずつ がんばろう!

 

◎ ユーコープ事業連合

被災地支援 仲間づくり活動隊 

被災地には、東日本大震災で家を失い、避難・転居を余儀なくされたために、これまで利用していた生協のお店や宅配を利用できず、くらしに不便を感じている組合員の方が大勢いらっしゃいます。 

また震災で亡くなられた方も多いため、震災後、生協を利用される方が大変減っています。このため生協職員が仮設住宅・避難所などを1軒ずつお見舞い訪問しながら、その方のくらしのお役に立てることがないかお尋ねし、ご希望の方に宅配やお店をご案内しています。このような被災地生協の「仲間づくり活動」に、全国から100名近い生協職員が応援に集まり、日々個別にお見舞い訪問をしています。

ユーコープグループからも、6月6日〜8月5日の期間中、職員計8名が交代でいわて生協・みやぎ生協で「仲間づくり活動」を行います。

☆現地報告から

◇6月6日

先ほどいわて生協に着きました。さっそくオリエンテーションがあり、いわて生協、みやぎ生協、コープふくしまの被災状況と被災後の取り組み状況と、みやぎ生協石巻支部長から地震発生直後からの宅配センターの職員の様子について報告がありました。石巻では、ある職員は津波警報をうけて避難場所を探す最中、動きがとれずに困っているご年配の組合員と隣の住民を見つけ、一緒に逃げました。しかし津波が到達し、腰までつかりながら避難したそうです。

「車を流されたり、近隣にスーパーがなく、多くの方が生協を必要としています」と、職員が皆口々に説明するのが印象的でした。

◇6月9日

訪問活動スタートです!片道約2時間かけて移動し、50戸程度の仮設住宅を訪問しました。昼間は不在の方が多く、お会いできるのは10件程度です。時間帯を変えながら全員とお会いできるよう進めています。

今日はご高齢の夫婦に加入していただきました。「生協の配達を通じて何かお役に立てることはございませんか?」と『Week』(おうちCO-OPで例えますと『お買物めも』にあたる毎週発行のカタログです)をお渡ししたところ、品揃えの多さに驚いていました。地元スーパーの移動販売が毎日近くに来るそうですが、あまり種類がなく値段も高いとのこと。

私自身初めての手続きでしたが、仮設住宅にあがらせていただき丁寧に説明させていただきました。

部屋で乾かしていたのでしょうか、写真が床一面に敷き詰められていたのがとても印象に残りました。

◇6月14日

大船渡市から20km離れた住田町の、60戸ほどの仮設住宅を訪問。いわて生協の制服で歩いているので、以前利用していた組合員から声をかけられ、改めてご利用いただけることになりました。

訪問先ではまず普段のお買い物事情をお聞きします。話の中でご興味のありそうな方へWeek(毎週配布のカタログ)をご覧いただきます。

仮設住宅に入居したばかりの方は、食品よりも日用雑貨品を必要としている方が多いようですので、鍋や収納ボックス、組み立て式のラック、布団などの商品を案内しています。布団の圧縮袋がどこにも売っていないとおっしゃる方にチラシに載っていることを案内したところ、ご加入いただけました。

◇6月16日
  • この間、1か所の仮設住宅を2日間かけてお見舞い訪問しています。
    お話を伺った方からは「店が近所になくて、移動手段もないから、買い物にとても困っていたの」「以前利用していたので、生協が来るのを待ってたのよ」と、とてもうれしいお言葉をいただき、感激の毎日です。ただ、耳がなかなか慣れないもので、方言にはいまだ若干苦労しております。
  • 仮設住宅2か所を訪問しました。40戸あまりの新しい住宅で、入居して2〜3日の方ばかり。元組合員のお2人がご利用を再開してくださいました。地域の皆さんに「神奈川県から支援のために来ました」とお話しすると、「遠くからご苦労様」「泊まる所はあるのですか」など、逆に心配していただく場面も。ご自分の家が流され、人の心配などしている場合ではないはずなのに、笑顔で迎えていただき「あがってお茶でも飲んでいってくれ」とおっしゃっていただけます。本当に岩手の人は優しく心の強い方々だと思います。
◇6月21日

今週からは、陸前高田市の仮設住宅に訪問しています。3週目に入り訪問する地域も近い所がなくなり、片道1時間近くかかる仮設住宅を訪問しています。車がないととても生活ができない場所なので、お年寄りで車が運転できない家庭では、生協の宅配は必ずお役に立てると思い、説明を行っています。

けれど、今まで利用したことが無いお年寄りにとっては何もかもが初めてのこと。なので、生協とは?から始まり、出資金、利用の仕方までお話するのにはとても時間が必要です。

高齢のご夫婦宅で「必ずお役に立てます!」とお伝えし、ご利用いただけることになりました。さらに注文の仕方など1時間ほどかけてご説明し、ようやく「これなら大丈夫そうだ」とご夫婦に言っていただきました。

◇6月26日

今週は、陸前高田市にある仮設住宅を訪問しました。陸前高田市は、市の60%近くが津波の被害を受けた地域です。鉄筋でできた大きな建物以外は全て瓦礫となっていて、震災前がどのような街であったのかわからない程でした。また、避難所となっている中学校のグランドに建てられた仮設住宅のため、全国から来られた警察官、自衛隊、ボランティアの方々でものものしい雰囲気になっていました。

100戸ほどのお宅を2人で分担して訪問しましたが、昼間は留守番をしているお年寄だけのお宅や不在宅が多く、ほとんど面談ができませんでした。

しかし、お会いできた5人の組合員から、震災直後に生協が支援物資として配布したクロワッサンが日持ちしとても助かった話や、共済で見舞金をもらったこと、買い物ができない中、働いている職場に配達してもらったことなど、生協が組合員のお役に立っている話を聴くことができました。

こんにちわ〜... お留守のようなので、資料をポストに入れておこう。見ていただけるかな?

 

◎ 神奈川ダイアログ

〜かながわから、私たちにできることを考える〜」第2回ワークショップ〜

みんなの思いやちょっとしたアイデアから具体的なアクションを創りだすワークショップ開催〜

何かやりたい人、何か力になりたいけど何をすればよいかわからない人、うまく言葉に表せない人、仲間がほしい人etc、誰でも集まれ!

何をやってきたか。何を感じたか。→何ができるか。何をしたいか。

3月11日に東北地方を襲った大震災からおよそ2カ月が経ち、徐々に復興の灯が点き始めようとしているところです。その原動力となっているのが、まぎれもなく市民の力です。全国で第2位の人口を誇る神奈川はまさにその市民の力の宝庫です。かねてから努力をされてきた市民の皆様や、ソーシャルアクションを生業としている方々とこれからまさに一歩を踏み出そうとしている方々との対話の場を用意し、気づきを持ち帰っていただき、より多くの市民の力を生み出しサポートしようというのが、この連続ワークショップ、「神奈川ダイアログ」です。

第1回のワークショップでは、参加者からさまざまな意見が出ました。

  • 何か子どもにできる支援活動はないかな?
  • 継続した支援活動が必要!
  • 原発についての勉強会がしたい etc・・・

第2回目となる7月10日は、前回出たアイデアを踏まえ、参加者がやりたいこと、取り組みたいことを実際に具体化していくワークショップを開催します。

まず、参加者の中から自分の「取り組みたいテーマ」を自由発表してもらい、各自興味のあるテーマごとに集まりチームを作り、それぞれのテーマに沿った行動計画を、集まったメンバーとともに練り上げます。最後に、参加者全員で各チームが練り上げた行動計画へ投票し、投票の一番多いチームのアクションから、実行に移していきます。

前回お越しの方はもちろん、今回はじめて参加の方も大歓迎です。どうぞ奮ってご参加ください!

☆ 神奈川ダイアログ
〜かながわから、私たちにできることを考える〜」第2回ワークショップ詳細

  • 日時:7月10日(日) 17時30分〜21時15分 (受付17時〜)
  • 場所:神奈川県民サポートセンター 2Fホール
  • 定員:120名
  • 参加費:無料(※任意で活動支援のカンパをお願いいたします)
  • 司会進行:早川聡一(team OPEN YOKOHAMA)

 

 

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