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2011年6月15日 9時

東日本大震災対策ニュース <53号>

一人は万人のために、万人は一人のために

巨大地震そして大津波と未曾有の大災害で被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

 

6月14日現在、警察庁のまとめによる地震(4月7日、11日、12日の地震被害を含む)被害者は、死者12道都県1万5,429人(宮城県9,233人、岩手県4,536人、福島県1,595人)、行方不明6県7,781人(宮城県4,773人、岩手県2,638人、福島県366人)、負傷者20道都県5,367人。

建物関係被害は、建物全壊111,405戸、建物半壊82,984戸、建物全半焼261戸、床上浸水4,540戸、床下浸水2,616戸、一部破損337,732戸、非住家被害30,665戸です。

また、道路損壊3,559ヵ所、橋梁被害77ヵ所、山崖崩れ197ヵ所、堤防決壊4ヵ所、鉄軌道29ヵ所となっています。

神奈川県内の震災による死者は4人、負傷者は139人、建物被害は8戸です。

避難状況は、18都道県の1,459ヵ所に8万3,951人。うち宮城県367ヵ所2万1,730人、岩手県336ヵ所2万1,183人、福島県91ヵ所2万2,788人、埼玉県40ヵ所7,251人、新潟県69ヵ所3,867人、静岡県34ヵ所1,297人、長野県154ヵ所1,046人が1,000人以上です。神奈川県は4ヵ所82人。

農林水産業への直接被害は、農林水産省発表(6月12日)によると、総額1兆9,511億円(水産関係1兆664億円、農業関係7,644億円、林野関係1,203億円)もの大被害です。

津波による流出・冠水等の被害を受けた農地の推定面積は、6県合計で23,600ha。

 

神奈川の各生協は、通常事業とともに、全国の生協と連携を取りながら、長期に渡る被災地支援をすすめています。

 

災害の前では1人では何も出来ないが、人との繋がりが何よりも支えになり力になる!

一人ひとりが 出来る事をみんなで 力を合わせて 大きな力に 悲しみを乗り越えて 一歩ずつ がんばろう!

 

◎ パルシステム神奈川ゆめコープ

とどろきアリーナで遊びの出前  セカンドリーグ神奈川より

パルシステム神奈川ゆめコープは2011年4月に子育て支援分野の中間支援組織であるセカンドリーグ神奈川を発足させました。セカンドリーグ神奈川は、東日本大震災被災者を支援する取組みとして、県内で行われている支援活動の情報を集め、「何かしたい」という思いを抱く人に情報提供を行います。

今回はとどろきアリーナで行われている「遊びの出前」をご紹介します。

■「かわさき遊び場ネット」って?

「かわさき遊び場ネット」は川崎市内のプレーパークづくりに関心ある人たちのネットワークです。

子どもたちがもっと自由に遊べる場、安心してありのままでいられる場を地域につくりたいと、平成16年から活動しています。

川崎市中原区にある「とどろきアリーナ」前広場で毎週月曜日に「遊びの出前」を行い、避難している子どもたちが心を解放できる場を提供しています。避難所の様子を見に行った時にたまたま話した一人のお子さんが「編み物がしたい」と言っていたことから、初回の4月11日には毛糸と編み棒を持って行きました。当初は被災地の子どもたちの表情は固く、遠巻きに広場の様子を見ている子がほとんどでしたが、その子が編み物を始めたのをきっかけに、他の子どもたちも興味を持ってくれるようになりました。そのうち地元の子どもたちとも少しずつ打ち解け、笑いながらおしゃべりする様子も見られるようになりました。広場ではベーゴマや色水遊び、しゃぼん玉、工作などの遊びをしています。中でもチャンバラごっこは女の子たちに大人気。チャンバラの先生相手に2時間も、汗だくになって思いっきり剣を振り回していました。先生は次の週には、助手を連れて来たそうです。

■遊びの出前は誰でも参加できます

「かわさき遊び場ネット」の「遊びの出前」はどなたでも参加できます。とどろきアリーナ前広場に直接来ていただいてかまわないそうです。「お子さんがいらっしゃる方は是非一緒に遊びに来てください」とのことでした。 とどろきアリーナに避難されている方の数がだんだん減っており、現在は60人くらい、そのうち子どもは6〜7人だそうです。川崎市は7月31日に避難所を閉鎖する方針を明らかにしました。

 

◎ パルシステム生協連

東京電力福島第一原発事故における放射性物質の食品汚染への対応について

(2011年6月13日版)

東京電力福島第一原発は3月11日の大地震と津波によって冷却機能を失い、水素爆発によって東北・関東地方の広範囲にわたる放射能汚染を引き起こしました。周辺住民は降下物の放射線にさらされ、私たちの食卓にのぼる食品も放射能汚染を受けています。

パルシステムは創設以来、何よりも「食の安全」を優先する立場を貫いてきました。「より安全な食品の供給」は組合員の願いであると同時に、生産者の願いでもあります。

私たちはいま、一人ひとりにとって、とくに食べものの影響を受けやすい成長期の子どもにとっての「安心して口にできる食」を取り戻さなければなりません。そのために、日本人の共有財産である「安心して作り続けられる農地」を守っていくことも、私たちパルシステムの使命と考えます。

1. 暫定規制値の見直しを政府に求めるとともに、できる商品群から自主基準を定めます。

2. パルシステムとしての自主検査を大幅に拡充します。

3. 行政による検査結果など、放射能に関する情報をよりわかりやすく提供します。

4. 組合員、生産者とともに十分話し合いながら、放射能対策に取り組みます。

1. 暫定規制値の見直しを政府に求めるとともに、できる商品群から自主基準を定めます。

  • パルシステムとして暫定規制値の見直しに関する意見交換や情報の共有化を政府に要請します。
  • 日常的に摂取する食品やとくに乳幼児が口にする機会の多い食品などについては、自主基準の採用を含め運用上の見直しを組合員参加のもとに検討していきます。

パルシステムではこれまでも、農薬や食品添加物の使用などさまざまな観点から独自基準を設け、食の安全を追求してきました。しかし今回、東電福島第一原発の事故が招いた食品の放射能汚染はたいへん広範囲に及んでおり、緊急時の措置としてパルシステムでは、国が設定した暫定規制値(1年間毎日食べ続けても年間被曝量が5ミリシーベルトを超えない数値)に基づく運用を採らざるを得ない状況です。

とはいえ、放射線の被曝は可能な限り低く抑えることが望まれます。周辺住民や消費者の被曝を最小限にとどめるよう早急の対策を講じられるべきであるとともに、原発事故の収束に目途が立った時点で、国が暫定的に設定した規制値も平常時のレベルに向けて下げていくべきだと考え、パルシステムは自主基準の採用を含め運用上の見直しを組合員参加のもとに検討していくとともに、国への要請を強く求めていきます。

2. パルシステムとしての自主検査を大幅に拡充します。

  • 自主検査の範囲・サンプル数を大幅に拡大し、結果については引き続き公表をします。
  • より迅速に検査を実施するためにパルシステム内部にも検査機を導入し測定体制を強化します

日常的に摂取する食品やとくに乳幼児が口にする機会の多い食品として、青果・たまご・原乳・水・米・水産品・農産加工品に品目を広げ、件数も大幅に拡大します。結果については、引き続き公表をしていきます。また、内部に検査機を導入し、検査の迅速性を高めていきます。

3. 行政による検査結果など、放射能に関する情報をよりわかりやすく提供します。

  • 食品の汚染状況をより正しく把握していただけるように、整理したデータをホームページ上で公表するほか、わかりやすい情報の提供に努めます。
  • ホームページと併せて配付物での情報提供も行っていきます。

原発事故と放射能をめぐっては政府発表をはじめさまざまな情報が飛び交っており、組合員の皆さんからもとまどいの声が寄せられています。

3月から行政が実施している食品の放射能検査データは4500件を超えています。パルシステムも各地域の汚染状況を把握するための参考としていますが、検査結果は各行政から個別に出されており、わかりにくい一面もあります。パルシステムは、まず生活者の立場に立ち、くらしの視点で一人ひとりの判断の手助けとなるよう、できるだけわかりやすい情報提供に努めていきます。またこれまではホームページが中心でしたが、配付物での提供も行っていきます。

4. 組合員、生産者とともに十分話し合いながら、放射能対策に取り組みます。

  • パルシステムは農地の土壌の放射能の除去実験などに生産者とともに取り組んでいきます。

パルシステムはこれまでも、組合員と産直産地の生産者がともに問題を共有し合い、次世代に持続できる農や食のあり方を研究してきました。今後は、土壌の汚染が作物に移行する懸念も指摘されています。パルシステムは、産地と協同で土壌の放射能の除去実験などに取り組んでいきます。

今回の事故をめぐり組合員、生産者がそれぞれに抱えている思いを十分に交換し合い、双方が納得できるような解決法をあきらめずに追求していく意思と行動が求められています。組合員、生産者の確かな信頼関係によって、この困難を乗り越えていきたいと考えています。

 

◎ 神奈川県

県内全域 今年の夏至は節電チャレンジ 目標15%っカット

詳しくは、神奈川県のホームページ http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/p308363.html 新しいウインドウが開きます をご参照ください。

 

 

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