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2011年5月26日

アメリカ合衆国大統領
バラク・フセイン・オバマ・ジュニア 殿

アメリカ合衆国の未臨界核実験実施に強く抗議します

アメリカ合衆国が、昨年11月と今年3月の2回にわたり、ニューメキシコ州の研究所において、強力なエックス線を使う新しい形での未臨界核実験を実施していたとの報道に接しました。

 

私たちは、核兵器廃絶と被爆者援護を共通の願いとして、被爆者とともに平和を求める活動をすすめてきました。核兵器を廃絶し恒久平和を実現することは、被爆国日本の国民共通の悲願であり、また基地県である神奈川県民の強い願いです。

 

昨年5月ニューヨークで開催された核不拡散条約再検討会議では、すべての加盟国が核兵器廃絶に向けた「行動計画」にとりくむことを合意する重要な前進の一歩が刻まれ、「核兵器のない世界」は国際政治の明確な目標になりました。そこで採択された「最終文書」では、核保有国に対し、すべての種類の核兵器の削減や、軍事戦略上における核兵器の役割の低減、核戦力の透明性確保などに取り組み、2014年の再検討会議準備会合で報告するよう求めています。

私たち神奈川県の生協も、この再検討会議に向けて国際署名「核兵器のない世界を」に取り組むとともに、ニューヨーク行動に参加し国際平和と核廃絶のアピールを行ってきました。それだけに再検討会議の一定の前進を喜ばしいものとして期待をし、その進展に注目をしておりました。

 

今回の臨界前の核実験は、昨年10月に実施されたものに続くものであり、オバマ大統領自身が提唱した「核兵器のない世界の実現」の理念に反するとともに核兵器廃絶を目指す国際社会の努力に逆行するものです。

ここに厳重に抗議するとともに、未臨界核実験を含め、核実験および核開発に繋がるすべての行為を中止し、核兵器のない平和な世界の実現に向け、率先して明確な行動をとられることを強く求めます。

 

2011年5月26日

神奈川県生活協同組合連合会
会長理事 木下 長義

 

以上の抗議声明文を、アメリカ合衆国大使館宛に送付いたしましたので、お知らせします。

 

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