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2011年5月23日 12時

東日本大震災対策ニュース <48号>

一人は万人のために、万人は一人のために

巨大地震そして大津波と未曾有の大災害で被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

 

5月22日現在、警察庁のまとめによる地震(4月7日、11日、12日の地震被害を含む)被害者は、死者12道都県1万5,179人(宮城県9,072人、岩手県4,469人、福島県1,574人)、行方不明6県8,857人(宮城県5,359人、岩手県2,984人、福島県510人)、負傷者20道都県5,337人。

建物関係被害は、建物全壊97,507戸、建物半壊50,761戸、建物全半焼261戸、床上浸水4,443戸、床下浸水4,796戸、一部破損273,331戸、非住家被害27,019戸です。

また、道路損壊3,970ヵ所、橋梁被害71ヵ所、山崖崩れ187ヵ所、堤防決壊4ヵ所、鉄軌道26ヵ所となっています。

神奈川県内の震災による死者は4人、負傷者は139人、建物被害は8戸です。

避難所での窮乏生活を余儀なくされている方々は、18都道県の2,465ヵ所の避難所に10万9,008人。うち岩手県342ヵ所3万1,337人、宮城県403ヵ所3万239人、福島県119ヵ所2万4,031人、埼玉県31ヵ所6,096人、新潟県68ヵ所4,213人、群馬県61ヵ所2,496人、神奈川県70ヵ所1,527人、北海道467ヵ所1,261人、静岡県35ヵ所1,204人、青森県392ヵ所1,006人が1,000人以上です。

農林水産業への直接被害は、農林水産省発表(5月20日)によると、総額1兆7,752億円(水産関係8,952億円、農業関係7,634億円、林野関係1,162億円)もの大被害です。

津波による流出・冠水等の被害を受けた農地の推定面積は、6県合計で23,600ha。

余震回数は、本震発生から1ヵ月だけでM5以上が400回超と、国内観測史上最多です。

 

神奈川の各生協は、通常事業とともに、全国の生協と連携を取りながら、長期に渡る被災地支援をすすめています。

 

災害の前では1人では何も出来ないが、人との繋がりが何よりも支えになり力になる!

一人ひとりが 出来る事をみんなで 力を合わせて 大きな力に 悲しみを乗り越えて 一歩ずつ がんばろう!

◎ 日本生協連

日本生協連に寄せられた東日本大震災支援募金、第1次、第2次分送付状況のお知らせ

日本生協連が東日本大震災の被災者支援のために開設した募金口座には、2011年5月12日現在で約9億2,000万円が寄せられています。1次、2次分の送金内容についてご報告します。

■ 募金の送金対象と送金先について

送金対象は、国の呼びかけで設置された「義援金配分割合決定委員会」(以下決定委員会)に被災都道県の代表として入っており、義援金の送金を受けた都道県とします。今後、新たな被害判明や決定委員会の動向に応じて、対象の追加や変更もありえます。

日本生協連に寄せられた募金は、全額を確実に被災者の方々へ届けるために、各県の被災者支援のための「義援金口座」に振り込みます。

■ 第1次分と第2次分の送金について

第1次分として、岩手・宮城・福島の3県に各1,000万円、合計3,000万円を送金しました。

第2次分は、合計3億5,344万円を9県に送金しました。

第1次

岩手1,000万円、宮城1,000万円、福島1,000万円 (3県合計:3,000万円)

第2次

岩手6,000万円、宮城1億4,000万円、福島1億3,200万円、

その他6県2,144万円 (9県合計:3億5,344万円)

第1次の福島と岩手については、日本生協連山下会長による4月の贈呈式(福島2011年4月5日、岩手4月13日)に合わせて、各1,000万円を送金しました。宮城は2011年5月10日に贈呈式を行ったため、第1次分の1,000万円に第2次分1億4,000万円を加算して5月10日に送金しました。また、宮城以外の第2次その他県分も、5月10日に送金しました(一部調整中)。

今後も毎月末締めで、順次送金いたします。

5月10日の贈呈に先立って、山下会長から生協の被災者支援の取り組みをご紹介しました。また、若生宮城県副知事からは「地震が起こって2週間くらいまでは特に大変でした。そういう時に、あついご支援を生協からいただき、大変感謝しています」とのお話がありました。

山下会長(左)より
若生副知事(右)へ目録贈呈

生協の被災者支援について懇談

■募金の受付期間の延長について

日本生協連では当初、受付を2011年7月末日までとしていましたが、受付期間を2011年9月末日までに延長します。引き続き、よろしくお願いいたします。

■日本生協連が開設した募金口座について

募金の名称:東北地方太平洋沖地震の被災者救済のための一般募金(略称:東北被災者救援一般募金)

募金の期間:2011年3月14日〜9月末日

送金口座:中央労金 西新宿支店(317) 普通 3581389 

名義:日本生協連 東北大地震 義援金(ニホンセイキヨウレン トウホクダイジシン ギエンキン)

※全国の労金店舗からの振込み手数料は無料になります。

 

◎ 神奈川災害ボランティアネットワーク

5月10日〜5月11日、 ボランティアバス第1便 亘理町へ

週2便全8回予定で行われるボランティアバスが、5月10日に宮城県亘理郡亘理町へ夜行日帰りで出発した。この町は、海岸から約1km離れていて、周りは田畑が広がっていた。亘理町も津波の被害を受けたが、建物自体は残っている家が多く、泥出しが主だ。今回作業に向かった2軒は、腰の高さまで津波が襲い、壁にその後が残っていた。

第1便の参加者は34名。2チームに分かれ、それぞれ家主の指示を受けながら、休憩を含め10時から14時半まで作業した。

A宅は、すでに床が撤去済みのため、床下と車4、5台は入る広い庭の泥出しを行った。スコップで地面を3cmほど覆っている津波で流されてきたヘドロを土のう袋に詰めていく。一袋はおよそ70x50cmの大きさがあり、上を縛るために2/3ほど土を入れると10kg米袋のような重さだ。それを700袋、一輪車で公民館前まで運んだ。

B宅では、床板がまだ残っていたため、まずバールを使って剥がさなければならなかった。この作業は技術が必要で、誰でもすぐにできるものではない。剥がした板を再利用する場合もあるからだ。幸いボランティアに経験者が3名、さらに建築士がいたおかげで、適切な指示ができ、さらに家の持ち主は今後のリフォームの相談もできた。その後、土のう100袋の床下の泥出し、女性は主に台所の掃除を担当した。

ボランティアの中に隣の山元町に親戚がいる女性がいた。その親戚は津波の被害を受け、今は避難所にいる。女性が近くに来ていると聞きつけて、会いに来てくれた。偶然近くに来たことで、無事を確認できた心温まる出来事だった。

亘理町では、まだまだ泥出しが必要な家が沢山ある。しかし、住民はボランティアに作業の手伝いを依頼できることをあまり知らなかった。希望者は亘理町ボランティアセンターに連絡するよう、チラシを近所に配ってお知らせした

ボランティアバス第3便(5月17日〜18日) 東松島市へ

5月17日発、夜行日帰りバス第3便は、宮城県東松島市へ出発した。今回の参加者は、男性18人、女性15人の計33人。5グループに分かれ、地域ごとに班を割り振り、主に庭の泥出し、泥かきなどの作業を行った。

泥かき作業は、男性、女性を半々に分け、男性がスコップで泥をすくい、女性が袋を広げて処理するという方法で効率よく進んだ。自衛隊出身者やスポーツトレーナーなど、経験や体力に自信のある参加者もおり、計500以上の泥袋を出すまでになった。

この地域では、既に一次的な泥出しは済んでいて、床剥がし待ちの住宅が多い。1軒ずつお伺いしても、「うちは家族でなんとかやっているから大丈夫。もっと大変な家もあるので、そちらに、行ってあげてください。」という、遠慮がちな言葉が出る。しかし更に話を聞いていくと、まだ残る大量の泥や、手をつけていない作業や苦労話が出てきて、被災から約2ヶ月、住民の方々がかなり疲れてきている様子が伺えた。ライフラインが復旧してきているといっても、お湯は出ない、また、2ヶ月経ってもまだお風呂に入れていない、という方もいた。

各住宅で、一次作業が終わってもまだまだ日常生活にはほど遠い、このような地域で、現地ボランティアセンタースタッフの人数不足もあり、被災者のニーズを吸い上げきれていないという課題が浮き彫りになった。

しかし、ボランティアセンターにニーズを上げていないお宅を1軒づつ訪問することで、個別に困っていることをお聞きし、作業してあげることができ、終了時500袋の泥袋を前に、ボランティア参加者の間に、短時間ではあったが、手助けになることはできた、という充足感が広まった。

今回が初めてのボランティア経験者は、今後も経験を積んで関わっていきたい、家族にも伝えたい、と語っていた。

今後の参考になる点として、以下のような意見が参加者からあった。

  • 厚手の防塵マスクは非常に暑い。今後、夏に向けて薄い防塵マスクの用意が必要。
  • 靴は長靴よりも登山靴の方が動きやすく、暑くない。

 

◎ 神奈川災害ボランティアネットワーク

6/28-30「第2回かながわ東日本大震災ボランティア活動基金チャリティーバザー」

≪出店者募集≫

神奈川県内の被災地復興支援のボランティア活動、県内や被災地で生活する被災者の生活の向上や心のケア、コミュニティの再構築を図る活動などを助成する目的で創設された「かながわ東日本大震災ボランティア活動基金」の立ち上げに伴い、5月の連休に「かながわ東日本大震災ボランティア活動基金チャリティーバザー」を開催しました。今回、6月28日〜30日に第2回チャリティーバザーを開催します。

事務局では出店者を募集しています。詳細は下記概要をご覧ください。

<出店者募集>

1.イベント概要

タイトル:

「第2回かながわ東日本大震災ボランティア活動基金チャリティーバザー」

開催日時:

6月28日(火)、29日(水)、30日(木)10:00〜16:00 (受付開始:9:00〜)

* 3日間、連日参加でなくてもかまいません。

会場:

かながわ県民センター1階展示場 (横浜市神奈川区鶴屋町)

出店数:

24ブース(申込み先着順)

出店料:

無料 ※売り上げの一部を「かながわ東日本大震災ボランティア活動基金」にご寄付いただけますようお願いします(寄付額は任意)

出催:

神奈川災害ボランティアネツトワーク(KSVN)

 

2.出店対象

出店対象者は、NPOやNGO、任意団体、個人です。プロ・業者の方の出店は固くお断りいたします。

出店決定後、プロ・業者と判断した場合は出店取消し、開催当日に判明した場合は退店していただくこともあります。

未成年者による申込の場合は、保護者と共催または保護者の承諾が必要です。出店申込書の所定の欄に必ずご記入下さい。

3.出店内容

家庭の不要品、手作り品、地方の特産品など。食品は、野菜や瓶詰め・パッケージされたものは可。(個人による食品の販売は不可。また会場での調理行為は不可)

出店スペース 机2個程度(机のサイズは約45cmx1m80cm)  椅子4脚 

※ブース内には電源はありません。

4.申込方法(定員となり次第、締切りといたします)

申込書をhttp://ksvn.jp/news2884.html#more-2884 新しいウインドウが開きます よりダウンロード→記入したものをメールにて添付送信、または、事務局宛にFAX送信してください。申込書の到着後、内容確認の上、詳細等をご連絡いたします。

Eメール ksvnbazaar@gmail.com

FAX  045-324-1120 (バザー担当宛)

出展要項は、http://ksvn.jp/news2884.html#more-2884 新しいウインドウが開きます でご確認ください。

5.問い合わせ先

神奈川災害ボランティアネットワーク TEL 045-312-1121   内線4140

 

◎ 神奈川災害ボランティアネットワーク

多くの人の協力で行われた「南三陸町への自転車をおくる事業」

4月13日、宮城県南三陸町名足保育園避難所のボランティア三浦さんから、情報ボランティア馬場さんに、自転車を送ってくれないかという依頼がありました。

横浜市に「放置自転車を無償提供できないか」と相談したところ、快く引き受けていただきました。

ただし、提供に当たっては南三陸町長から横浜市長への「自転車を送っていただきたい」という依頼文が必要とのことで、文書を用意しました。

横浜市道路局交通安全・放置自転車課から、放置自転車50台の無償提供を受け、5月6日(金)10:00から神奈川県自転車商協同組合港北支部の方たちに整備をしていただきました。

この整備済自転車50台と寄付品の空気入れやパンク修理道具などを、5月12日に神奈川生協連の関連運送会社(株)全通のトラックに積み込んで横浜から送り出し、5月13日、南三陸町名足保育園に到着しました。

この輸送に関して、県民サポートセンターに高速道路通行料金の無料措置手続きを依頼しました。

このように、大勢の方の好意と無償のご協力で、無事に南三陸町に自転車を届けることができました。

ありがとうございました、今後ともご協力よろしくお願いいたします。

かながわ東日本大震災ボランティアステーション 森 清一

 

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