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2011年5月9日 12時

東日本大震災対策ニュース <43号>

一人は万人のために、万人は一人のために

巨大地震そして大津波と未曾有の大災害で被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

 

5月8日現在、警察庁のまとめによる地震(4月7日、11日、12日の地震被害を含む)被害者は、死者12道都県1万4,898人(宮城県8,917人、岩手県4,380人、福島県1,537人)、行方不明6県9,922人(宮城県5,977人、岩手県3,279人、福島県662人)、負傷者20道都県5,279人。

建物関係被害は、建物全壊83,575戸、建物半壊31,408戸、建物全半焼260戸、床上浸水4,263戸、床下浸水4,589戸、一部破損243,474戸、非住家被害26,297戸です。

また、道路損壊3,970ヵ所、橋梁被害71ヵ所、山崖崩れ184ヵ所、堤防決壊4ヵ所、鉄軌道26ヵ所となっています。

神奈川県内の震災による死者は4人、負傷者は139人、建物被害は8戸です。

避難所での窮乏生活を余儀なくされている方々は、18都道県の2,403ヵ所の避難所に11万9,967人。うち岩手県357ヵ所3万7,482人、宮城県407ヵ所3万4,984人、福島県149ヵ所2万5,372人、新潟県69ヵ所4,500人、埼玉県45ヵ所4,544人、群馬県58ヵ所2,565人、千葉県66ヵ所1,334人、北海道380ヵ所1,064人が1,000人以上です。

 神奈川県には、70ヵ所の避難施設・住宅等に岩手・宮城・福島県等からの638人が暮らしています。

農林水産業への直接被害は、農林水産省発表(5月6日)によると、総額1兆4,889億円(水産関係6,548億円、農業関係7,292億円、林野関係1,049億円)もの大被害です。

津波による流出・冠水等の被害を受けた農地の推定面積は、6県合計で23,600ha。

 余震回数は、本震発生から1ヵ月でM5以上が400回超と、国内観測史上最多です。

神奈川の各生協は、通常事業とともに、全国の生協と連携を取りながら、長期に渡る被災地支援をすすめています。

 

災害の前では1人では何も出来ないが、人との繋がりが何よりも支えになり力になる!

一人ひとりが 出来る事をみんなで 力を合わせて 大きな力に 悲しみを乗り越えて 一歩ずつ がんばろう!

 

◎ パルシステムグループ

5月4日時点の募金総額 : 3億9,313万7,000円、募金参加者数 : 18万628人、

ご協力ありがとうございます。

※募金総額は現金カンパとポイントカンパを合計した金額です。

今回の被害に対してパルシステムグループでは、被災者支援を目的として、4月1回〜5月2回の注文受付分の6週間でカンパの受付を行ってきました。

■カンパの方法:「現金によるカンパ」と「ポイントによるカンパ」

【現金によるカンパの場合】

商品番号:186511 / 1口金額:300円

商品番号:186899 / 1口金額:1,000円

※カンパいただいた金額は商品代金と一緒に請求させていただきます。

【ポイントによるカンパの場合】

商品番号:169099 / 1口金額:300ポイント(= 300円)

商品番号:169102 / 1口金額:1,000ポイント(=1,000円)

※カンパいただいたポイントはお手持ちのポイントから差し引かせていただきます。

■カンパの贈呈先

募金先は被災された各県が開設する口座にお送りします。各県の配分につきましては、被害状況に応じて配分させていただきます。配分につきましてはご一任くださいますようお願いします。

 

◎ パルシステムグループ

宮城炊き出し隊、第2陣から第4陣までの報告

「食がいのちをつなぐ」 支援職員も実感しています

パルシステムグループでは、東日本大震災の支援として宮城県石巻市を中心に炊き出し活動を続けています。4月12日に出発した第2陣からは、3泊4日の日程で毎週訪問し、食事の炊き出しと生野菜、果物などの提供を実施しています。

パルシステムグループでは、被災地への炊き出し支援活動として3月に岩手県陸前高田市へ1回、4月に宮城県石巻市へ4回の計5回、支援活動を展開してきました。石巻市での活動は宮城県の生協、あいコープみやぎと連携して継続的に実施しています。

今回は4月12日から15日まで活動した宮城県第2陣、19日から22日までの第3陣、26日から29日までの第4陣の活動を報告します。いずれも3泊4日で、2日目と3日目に炊き出しを実施する日程です。

栄養を考え果物や野菜ジュースも配布

「温かいもの初めて食べた」

宮城県への第2陣として派遣された炊き出し隊は4月12日から15日まで、パルシステム埼玉、パルシステム神奈川ゆめコープ、パルシステム千葉、パルシステム山梨の4生協から9名が派遣されました。

場所は学校や体育館といった大規模な避難所ではなく、支援物資の配布などが行われる店舗の駐車場を使用して実施しました。先遣隊(3月25日〜26日、4月6日〜9日)や第1陣(3月31日〜4月2日)などの報告で、栄養が偏り体調不良を訴える被災者が発生していることがわかっていたため、カレーだけでなく生野菜や果物、野菜ジュースなども提供しました。

13日は、鹿妻地区の小学校近くで実施しました。材料の都合などからメニューがカレーしか作れず、隊員も「被災者のみなさんは飽きているのでは」と心配しましたが、完成前から長い行列ができ「(震災以降)温かいものは初めて食べた」と話す人もいるほど喜ばれたそうです。

14日は、石巻港から300mほどにある松並地区にて行いました。石原軍団が約4km離れた地点で炊き出し活動を開始したため、被災者が「これから行ってくる」と話す姿が目立ちました。被害の度合いが大きく自宅で避難生活を送る人が少なかったこともあり、炊き出しが多くあまってしまいました。残った炊き出しは、あいコープみやぎの組合員のみなさんで分けて持ち帰ってもらいました。

予定を上回る数を提供しました

涙を流して抱き合い無事を喜ぶ

第3陣は19日から22日の日程で、パルシステム神奈川ゆめコープ、パルシステム千葉、パルシステム山梨、パルシステム埼玉の4生協から職員9名が活動しました。

20日は石巻駅前にて、カレーライスとカットしたキュウリ、バナナ、パン、カイロ、電池を配布しました。駅前という立地から多くのみなさんが訪れ、予定した500食を大きく上回る600食分を提供しました。

炊き出し中には、協力してもらっているあいコープみやぎの理事を訪ねる被災者がいました。お互いの安否はすでに確認していたものの、震災後初の再会に2人は涙を流して抱き合い、無事を喜んでいました。

21日は渡波駅前で、新メニューの豚丼とパン、トマトジュースを配布しました。こちらも自宅で被災する人が多い地域のため多くの被災者が集まり、用意していた600食分では配りきれず、追加で調理するほど好評でした。

あいコープみやぎのみなさん(右2名)と協力して活動中

渋滞に遭遇も時間通りに提供

あいコープみやぎのみなさん(右2名)と協力して活動中

第4陣は26日から29日、パルシステム群馬、パルシステム千葉、パルシステム東京、パルシステム神奈川ゆめコープ、パルシステム連合会の物流子会社パルラインの職員9名にて活動しました。

27日は、大街道地区にある店舗駐車場で実施しました。連休前ということもあって現地に向かう道は渋滞しており、到着が1時間遅れましたが、正午には炊き出しを開始することができました。準備の時点から多くのみなさんが集まり、予定の400食を超える500食のカレーライスなどを配布しました。

28日は、第3陣でも活動した渡波駅前にてカレーライスを提供しました。こちらも予定の500食に対して600食を配ることができました。

●炊き出しに欠かせない組合員の力

炊き出し隊の活動には多くの組合員のみなさんが協力しています。炊き出しの準備に欠かせない食材の下処理は、岩槻センターでパルシステム埼玉のみなさんが野菜の皮むきやカットなどを行っています。またあいコープみやぎでは、炊き出しの際に同行し、調理や現地の情報提供などを協力してもらい、円滑に食事を提供しています。

●石巻市災害復興支援協議会と支援活動

パルシステムグループはあいコープみやぎとともに、石巻市の災害復興支援協議会へ参加し、地元行政や自衛隊などと協力して炊き出し活動を実施しています。災害復興支援協議会は、企業やNPO、NGOなどで構成され、行政や自衛隊と協議して決められた役割分担の下、医療や泥かき、炊き出しなど多様な活動を行います。

あいコープみやぎとパルシステムは現在、「炊き出し」と「物資」を担当し、各団体と連携しながら被災者を支援しています。炊き出しは6月まで毎週実施する予定です。

パルシステム連合会の活動等はhttp://www.pal-system.co.jp/ 新しいウインドウが開きます をご参照ください。

 

◎ 日本生協連

避難所の食生活の改善に向けて、冷蔵庫60台を提供

このたびの大規模な地震災害により、被害を受けられた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。一日も早く復旧されますよう、心からお祈り申し上げます。

支援活動のひとつとして、このたび日本生協連は、岩手県内の避難所で活用いただくための冷蔵庫60台を、いわて生協を通してお届けします。

いわて生協に到着した冷蔵庫

1.経過

いわて生協では、長引く避難所での生活を食生活の面から支援しようと、岩手県との間で、避難所の食事提供に生協の宅配事業を活用いただくための方策について、相談して来ました。

その環境整備の一環として、避難所での食品の保存・活用に役立てていただくために、家庭用大型冷蔵庫(426L)60台を、全国の生協を代表して日本生協連から提供する運びとなりました。

2.岩手県への贈呈

岩手県庁にて、いわて生協の組合員募金(2千万円)と冷蔵庫の目録贈呈を行います。

日時:2011年5月6日13時

場所:岩手県庁11階 環境生活部

対応者 岩手県環境生活部部長 駆動孝男様

いわて生協 飯塚明彦理事長、内澤祥子副理事長ほか

3.被災市町村・避難所への冷蔵庫の搬送

いわて生協から下記日程で各市町村の支援物資集積所へ搬送され、各避難所へは自衛隊が届けます。

<市町村の支援物資集積所への搬送予定>

2011年5月 7日納品予定:陸前高田市 10台、大槌町 13台、山田町 5台

2011年5月14日納品予定:宮古市 23台、野田村 9台

4.冷蔵庫の活用で期待されること

冷蔵庫を活用していただくことで、避難されている方々の食事内容の幅が広がり、栄養面を含む食生活の改善が期待されます。更に、これから気温の上がる季節を迎え、衛生管理の上からも役立てていただけることが期待されます。

放射性物質による食品汚染問題への対応強化を政府に要請

山下俊史日本生協連会長は、4月27日、福山哲郎内閣官房副長官を訪問し、福島第一原子力発電所事故にともなう放射性物質による食品汚染問題に関する要請を行いました。

山下会長より、今回の福島第一原子力発電所事故の早期収束をはかるとともに、放射性物質による食品汚染について、風評被害を防止し、消費者・国民が安心して被災地で生産されたものを含む食品を食べることができるよう、以下の要請を行いました。

  1. 食品の検査・モニタリング調査を強化すること
  2. 検査・モニタリング調査に基づく適切な出荷制限等の措置をとること
  3. 消費者・国民に対する正確でわかりやすい情報提供の強化を行うこと

さらに、山下会長から、生産者との十分なコミュニケーションのもとで出荷制限等の措置がとられ、結果として市場に流通する食品は安心して食べられる、という状態が維持されるよう要望しました。

福山内閣官房副長官からは、「政府としても今回要請があった施策の重要性を認識しており、現在、検査およびモニタリング調査により、正確な情報提供に努めている。今後も諸団体と連携しながら取り組んでいきたい。生協にも引き続き協力と、問題があれば指摘をお願いしたい」旨コメントがありました。

 

◎ コープ東北サンネット事業連合

共同購入では「がんばろう ふくしま!農産品応援ボックス」の供給を開始します。

サンネット事業連合は、風評被害に苦しむ福島県産の農産物をセットにした「がんばろう ふくしま!農産品応援ボックス」の供給を共同購入で開始します。

福島第一原子力発電所の事故に伴い、福島県をはじめとした周辺の地域で生産された農産物は摂取制限や出荷制限を余儀なくされているだけではなく、風評被害も広まっており、生産者や組合員にとっても深刻な状況です。一方で、安全性が確認された品目もあり、国による出荷制限等の解除の方針が示され、徐々に流通量が増加する見通しです。

こうした背景から、安全性が確認された福島県農産物については、風評被害の払拭と生産者の応援を目的に、福島県産の農産物をセットにした「がんばろう ふくしま!農産品応援ボックス」を共同購入6県で展開します。

また、この取り組みに際して、サンネット事業連合として福島県指定の「応援店」に登録し、福島県産農林水産物の安全性についての最新情報を随時入手しながら、利用者へ福島県知事のメッセージや確かな安全情報を提供します。

(*「がんばろう ふくしま!」は福島県が推進する運動の統一名称・ロゴです。)

1.取り組みの内容

「農産品応援ボックス」の商品企画について

1)商品名………「がんばろう ふくしま!農産品応援ボックス」

2)商品内容……3種類以上の福島県産農産物5点と商品案内入りのボックス

3)供給価………1箱500円(すべて1品100円、税込み)

4)商品荷姿……青果シッパー入り(シッパーには商品名ラベルを貼付)畜冷剤を使用します。

5)展開期間……6月1週から7月4週まで。2ヶ月間を予定。

6)媒体と取扱い…Week通常企画として6県で案内します。

<商品の補足>

  • セットする品目の組み合わせにもよりますが、店頭一般価格と比較しおおむね4割〜5割安の供給価設定です。
  • セット商品は、福島市場に入荷した一般市場品を中心とします。
  • 配達週毎に内容は変わりますが、週単位では基本的に全県同じ内容とします。
  • どのような商品がいくつ入るかを具体的に事前予告することはできませんが、お届けする「がんばろう ふくしま!農産品応援ボックス」には、セット内容の具体的な産地名などを記載した「商品案内」を毎週の企画毎に封入します。

2.商品の内容と数量計画

主な福島県産の農産物

時期毎の主な福島県産の農産物は別紙のとおりです。

「がんばろう ふくしま!農産品応援ボックス」にセットする商品は、一般的に流通している提供単位で商品化を行うことを基本とします。

商品は、きゅうり、トマト、生しいたけ、なめこ、ブロッコリー、アスパラ、ほうれん草、スナックえんどう、いんげん、ピーマン、つるむらさき、大石プラム、さくらんぼなど、時期ごとに3種類以上の福島県産農産物5点です。

生活協同組合コープ東北サンネット事業連合

◆理事長 宮本 弘(みやもと ひろむ)

◆会員数 7生協

◆合計供給高 1,957億円(2009年度実績)

◆本 部 仙台市泉区八乙女4−2−2 TEL.022−771−1590

○ お問い合わせ先

◆サンネット共同購入商品部 生鮮部門統括マネージャー 菅原

◆サンネット総務部 機関運営課 広報担当 稲葉

 

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