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2011年4月7日 12時

東日本大震災対策ニュース <24号>

一人は万人のために、万人は一人のために

巨大地震そして大津波と未曾有の大災害で被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

 

4月6日20時現在、警察庁のまとめによる地震被害は、死者:1万2,554人、行方不明:1万5,077人、負傷者:2,866人、建物全壊45,973戸、建物半壊9,760戸、建物流出6戸、建物全半焼88戸、床上浸水2,779戸、床下浸水1,573戸、一部破損142,247戸、非住家被害5,686戸です。

また、道路損壊2,126ヵ所、橋梁被害56ヵ所、山崖崩れ136ヵ所、堤防決壊4ヵ所、鉄軌道26ヵ所となっています。

神奈川県内の震災による死者は4人、負傷者は127人、建物被害は8戸です。

避難所での窮乏生活を余儀なくされている方々は、18都道県で16万625人。うち宮城県489ヵ所6万1,010人、岩手県378ヵ所5万202人、福島県278ヵ所2万6,091人、新潟県58ヵ所5,652人、群馬県54ヵ所2,987人、埼玉県47ヵ所3,562人、山形県46ヵ所1,944人です。

神奈川県には67ヵ所の避難所に、565人の方々の避難が報告されています。また大震災とその後の福島第一原発事故の影響で、被災地を離れ、神奈川県内の小中学校で新学期を迎える子どもたちは、神奈川新聞社調べで466人(小学校345人、中学校121人)です。

農林水産業への直接被害は、農林水産省発表(4月4日)によると、総額7,386億円(水産関係1,865億円、農業関係4,878億円、林野関係643億円)もの大被害です。

神奈川の各生協は、困難な状況のなかでも全力で通常事業継続に務めるとともに、全国の生協と連携を取りながら、現地支援派遣・物資輸送・支援募金の呼びかけなど、長期に渡る被災地支援をすすめています。

災害の前では1人では何も出来ないが、人との繋がりが何よりも支えになり力になる!

一人ひとりが 出来る事をみんなで 力を合わせて 大きな力に 悲しみを乗り越えて 一歩ずつ がんばろう!東北

◎ いわて生協

被災地支援 牛丼1万食炊き出しプロジェクト前半が終了

4/2大船渡市リアスホールでの炊き出しには、 岩手ホスピスの会がボランティア参加。

お肉も野菜もたっぷりの牛丼に、「体が元気になり、前向きな気持ちになれた」との感想をいただきました。子どもたちもにっこり。

4月2日(土)は大船渡市・宮古市で、3日(日)は山田町で牛丼炊き出しを実施。

組合員さんといっしょに常勤者もボランティア参加しました。食べた方からは「優しさが詰まった牛丼ですね」「パワーをもらい、前向きな気持ちになれた」などの感想が。また、ボランティア参加した中学生は「ありがとうと言ってもらえたのがうれしかった」と話していました。マスコミの取材も多く、全国に紹介されました。

 

◎コープふくしま

 〜福島北支部・南支部にお伺いしました〜

今週から注文その回収が開始しました。今週注文書を回収する商品案内には、商品画像が掲載されておらずOCR注文書には商品名がなく白紙、アイテム数も150しか掲載されていなかったということもあって、回収率は6割程度にとどまっています。震災前の平均回収率9割に遠く及びません。

 回収率が低くなる要因はもうひとつあります。組合員がエリアから“消えていく”という現実です。

福島北支部、南支部が受け持つエリアは内陸部に位置するため津波の被害は免れましたが、震災と原発事故の二重苦が重くのしかかっています。

商品画像のない商品案内 白紙のOCR注文書

組合員が消えていく〜震災の後遺症で

山を切り開いて造成された住宅地・あさひ台は、真智子さんにとって、新人次回に担当していた思い出のコース。震災後、組合員さんの安否確認のためにトラックを走らせていた菅野真智子さんは、ある地点で目を疑いました。いつもの道が、組合員さんの家が、まったく姿を変えてしまっていたからです。

Mさんのお宅は平屋部分の土台が崩壊し、徐々にずり落ちているのです。郡山に住む息子夫婦を頼ることにしたので、生協を脱退すると告げられました。

組合員さんが消えていく〜放射能の影響を懸念して

これと対照的だったのが南光台。新築の多い家並みはほぼ無傷でした。しかし、ここでも組合員が消えていました。小さい子どもへの放射能影響を懸念し、疎開する人たちです。

↑ 親子連れでにぎわっていた公園に人影が無い

下を向いていてはいられない

状況は困難。しかし、福島北支部・南支部統括支部長の菅野弘樹さんは決して下を向いていませんでした。今週から注文書を提出してもらえるように組合員への電話掛けを続けています。対応策を考えるために、店の価格調査もしてきました。

風評被害により県内産野菜が値崩れし、宅配は割高になってしまっていることがわかったので、生協の得意分野である冷凍食品を積極的に提案していこうと思っています。

 

◎ 医療生協かながわ

心寄せ合う募金

私に今できる事は何かを考え、被災地に耳を傾けて…   
(対策本部ニュースNo.28から)

戸塚病院 川島桃子さん

 

3月11日(金)東北地方太平洋地震そして津波がありました。

私はその時間、4月から入職する看護学生の卒業式に参加していました。あんなに大きな揺れを感じたのは初めてだったので、今でもその時の事をハッキリ覚えています。家族や友人と連絡をとりたくても「ただいま大変混みあっているため、つながりにくくなっています。」と電話が通じませんでした。「生きてる?」「無事??」という内容のメールを送り合ったのも初めての事でした。みなさんも怖くて不安で仕方なかった事と思います。

今現在も厳しい状況の中、被災地の方は支え合い頑張っています。「つらいけど、つらいのはみんな同じだから『つらい・・・』って言えない」そんな言葉を耳にした事があります。私は計画停電に振り回されるだけでグチグチ言っていたのに…反省します↓↓時間がかかってもいつか必ず、被災された方の心の底からの笑顔が見られる日が来ることをただただ願っています。

私に今できる事は何かを考えて、被災地の方に耳を傾けて、微力ながらも自分のできる範囲で行動に移していけるよう心がけています。ぜひ、みなさんにも心のどこかで少しでも同じ気持ちでいてもらえたらなァ♪と思います。

 

 

◎ パルシステム神奈川ゆめコープ

☆ あいコープみやぎ支援(支援第1陣報告)

先週(3月31日〜4月1日)、友好生協である「あいコープみやぎ」への支援第1陣が現地入りし活動を行いました。今後3ヶ月間の支援活動を前に、報告をもとに現地の状況をお知らせいたします。

  • 被災地は広域かつ被災状況は様々な状況で、全てに支援の手を差しのべる事は困難。あいコープみやぎの意向を最優先しながら、現状を踏まえて支援順位を決める必要あり。
  • ボランティア活動の状況としては、現地でボランティア活動を継続するためには、ボランティアセンターへの登録が必要。今回の炊き出しは何とか許可が取れましたが、継続した取組みには組み立て直しが必要。
  • 支援物資の避難者への提供について、物資自体はあるのだが、区分け作業と引渡しがまだ混乱している状況、今回支援部隊が持ちこんだ支援物資についても搬入に6時間を要する状況であったため断念し、あいコープみやぎの倉庫へ引き渡をしています。
  • (今後の支援に向けて)
  • 第1陣の情報もとに今後3ヶ月間の対策を検討しています。4月6日から渡辺運営本部長が現地入りし、現地ボランティアセンターや各団体と継続した支援活動のため調整を行います。
  • 現在来週以降の一つの対策として人員、及び支援トラックを増やす方向検討しています。

☆ 支援に対する感謝の言葉が届いています

これまでの支援活動に対して、あいコープみやぎ/吉武洋子理事長及びパルシステム福島/安斉専務理事より感謝の言葉が届いています。(一部抜粋)

  • 「この大災害を何とか克服し東北の大地がよみがえる一助となれるよう、あいコープみやぎ全力を挙げて努めます。どうぞ今後とも私どもを叱咤激励してくださるようにお願いします。このたびは本当にありがとうございました。」吉武あいコープみやぎ理事長
  • 「お見舞い、励まし、ご支援心より感謝いたします。新学期スタートが4月6日と決まり、いわきに人が戻りはじめ、家にじっとしていられない子どもたちが元気に遊ぶ姿が見えはじめました。
    ・・・3月3回から続けた支援物資提供とカタログ配付時の支援物資お届けは、組合員の信頼を得ていると感じています。」安斉パルシステム福島専務理事

☆ 被災者支援カンパ、受付け2週目となりました

◇3月28日より受付を開始した支援カンパは2週目に入りました。組合員さんから引き続き高い支援の心が寄せられています。

◇4月5日の受付実績の1,681件、234万4,600円(ポイントカンパを含まず)を含めた累計は、パルシステム神奈川ゆめコープ全体で3万3,507件、5,462万7,500円となりました。(2週目のポイントカンパは含まず)    まだまだ続けます!

東日本大震災 被災者支援カンパ 3月28日(月)〜5月6日(金)(⇒4月1回から5月2回)

☆ 組合員の皆さんより支援物資(4点)が続々

◇パルシステム神奈川ゆめコープ独自の取組みとして組合員へ呼びかけている支援物資の回収が4月4日から始まりました。回収1日でタオル(17,811枚)、肌着・電池・カイロなど数多くの支援物資が提供されています。

◇月曜日より問い合わせ窓口となっている新横浜事務所へも組合員さんからの連絡が倍増し、「何とかして少しでも被災された方の役に立ちたい」という声と気持ちが寄せられています。

◇今回提供いただいた支援物資は、まず宮城県JAみどりのを通して、宮城県大崎市や涌谷市が開設を計画している避難所 へ送付する予定です。

☆ セカンドリーグ神奈川の取組み

◇セカンドリーグ神奈川が4月1日に立ち上がりました。当初月5月14日に計画していた「セカンドリーグ神奈川設立記念フォーラム」は中止となりましたが、被災者支援につながる活動に取り組んでいます。

◇県内市区町村の救援物資受付窓口、災害ボランティア活動団体、また被災地や被災地と連携しているNPO活動団体と連絡をとり、活動状況などの情報を集めています。被災地で活動するNPOからは「被災後、外部から初めて連絡をもらった」と感謝の声も寄せられています。

☆ 映画「ミツバチの羽音と地球の回転」 紹介します

この映画は日本のエネルギーの最前線、上関原発計画に向き合う祝島の人々とスウェーデンで持続可能な社会を構築する人々の取組みの両方を一本の映画で描いています。今回の原発事故を契機に社会全体で今後のエネルギー政策への論議が必要になります。電気エネルギーは私たちの生活には不可欠ものであるだけに難しい課題ですが、一つの投げ掛けになる映画です。

持続可能を求める旅

―私たちが切り開く未来のイメージ

前作、「六ヶ所村ラプソディー」では原子力産業の最前線で生きる六ヶ所村の人々を取材しました。

どのようなエネルギーを選択するのか、今、私たちは問われています。

地球温暖化という国境を越えた環境破壊が進む時代に生きる私たちは、私たち自身の生活が環境破壊につながるというジレンマに直面していますこのジレンマを解く道はないのか、とこれから作る作品で改めて問いかけたいのです。

構造的な環境破壊を根本から見直し、新しいエネルギーの作り方、使い方を探りながら社会のシステムそのものをシフトしていかなければ未来がないことを多くの人が理解し始めています。

ではどのようなエネルギーに、社会に、どうやってシフトしていけばいいのでしょうか?

私はそのヒントがスウェーデンにあるのではないか、と注目してみました。

スウェーデンは脱原発を国民投票で決め、2020年までに石油にも依存しない社会づくりをめざしています。

実はエネルギーをシフトする背景には民主主義や情報の透明性、そして人権意識の高さがあることが見えてきました。スウェーデンはCO2を削減しながらゆるやかながらも経済成長を続け、質の高い福祉を実現しています。

日本とスウェーデンの違いはいったいどこにあるのでしょうか?

目下、山口県上関町で新たな原子力発電所の建設計画が進められています。

この原発は瀬戸内海の入り口にある美しい湾を埋め立てて建設されます。この原発予定地の真向かいに位置する祝島の人々は建設に26年間、反対してきました。

しかし、島民の思いとはうらはらに計画は進んでいます。埋め立て予定地、田ノ浦は海底から淡水が湧く多様な生物の楽園です。祝島の漁師にとっても最高の漁場です。

祝島の人々の暮らしが持続可能でなければ、私たち自身もまた、持続可能ではありません。

「持続可能」という言葉は実に多様な意味を含んでいます。

その中でも私が最も大切だと考えるのは自然の法則に逆らわないということです。

今回の作品で表現し、伝えたいと思っているのは普段私たちが見過ごしている自然循環の大きな力です。それを敵にするのではなく、共に生きるという感覚です。

実は、私たちの先人たちがそうやって生きて、1000年も2000年も文化や地域を持続させてきたのです。その生き方を再発見し、現代のテクノロジーと共に生かしてゆくという課題があります。それが、私たちの持続可能で安心できる未来のイメージとなるのではないか、という予感がしています。

一方で絶望的とも思える現実を直視しながら、もう一方で今、存在する可能性と希望を、それがたとえどんなに小さくともあきらめない、そんな眼差しを持ってこの映画を制作したいと望んでいます。この映画は旅するカメラの記録です。

まったくかけ離れた場所で生きる人間の営みを一本の映画にすることで私たちがこれからどうしたらいいのか、見えてくるのではないかと期待しています。社会をシフトする人間のエネルギーやネットワークが生れるためのメディアになりたいと思っています。

川崎市アートセンターでの上映が始まりました。

2011年4月2日(土)〜4月22日(金)

アルテリ尾映画館 http://kac-cinema.jp/theater/detail.php?id=000388 新しいウインドウが開きます

★4/2(土)14:30の回上映後3Fコラボレーションスペースにて、鎌仲ひとみ監督のトーク(終了)

★4/3(日)14:30の回は保育付き上映(終了)

 4/2(土)〜 4/8(金) 14:30 20:00 、4/9(土)〜4/15(金) 15:30 、4/16(土)〜4/22(金) 10:00

川崎市アートセンター http://kawasaki-ac.jp/ 新しいウインドウが開きます

神奈川県川崎市麻生区万福寺6-7-1

Tel. 044-955-0107  Fax. 044-959-2200  メールはこちら 

小田急線新百合ヶ丘駅北口より徒歩3分

 

◎ 震災に関する消費生活情報 国民生活センター

大規模な震災の後には、災害に便乗した点検商法やかたり商法などの悪質商法が横行します。手口はさまざまであり、被災地だけでなく周辺の地域でも発生します。これらの手口を知り、備えることが重要です。

新着情報

東日本大震災関連で寄せられた相談情報 更新 新しいウインドウが開きます(相談情報とアドバイス)(2011年3月31日)

地方自治体の地震関連情報リンク集 更新 新しいウインドウが開きます(行政関連リンク集)(2011年3月30日)

被災生活で事故に遭わないために−過去の商品テスト結果からのアドバイス− 新しいウインドウが開きます(行政関連リンク集)(2011年3月29日)

過去の商品テスト結果から、被災生活で使うことがある燃焼器具などで事故に遭わないよう、注意が必要な点をまとめました。

「東北地方太平洋沖地震」関連で寄せられた消費生活相談情報(第1報)−東北・関東地域の相談を中心に− 新しいウインドウが開きます(相談情報とアドバイス)(2011年3月28日)

3月11日から3月27日までに全国の消費生活センターに寄せられた震災に関する消費生活相談の集計値や地域ごとの分析結果、主な事例を掲載しています。

詳しくは、http://www.kokusen.go.jp/soudan_now/data/sn-20110314.html 新しいウインドウが開きます を参照してください。

 

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