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2011年4月5日 12時

東日本大震災対策ニュース <22号>

一人は万人のために、万人は一人のために

巨大地震そして大津波と未曾有の大災害で被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

 

4月5日10時現在、警察庁のまとめによる地震被害は、死者:1万2,321人、行方不明:1万5,347人、負傷者:2,865人、建物全壊45,937戸、建物半壊9,634戸、建物流出6戸、建物全半焼97戸、床上浸水2,774戸、床下浸水1,371戸、一部破損140,627戸、非住家被害5,606戸です。

また、道路損壊2,126ヵ所、橋梁被害56ヵ所、山崖崩れ136ヵ所、堤防決壊4ヵ所、鉄軌道26ヵ所となっています。

農水省の発表による3月28日時点での津波による被害報告では、農地の流出・冠水などの被害面積合計は、青森・岩手・宮城・福島・茨城・千葉の6県で2万3,600ha(田2万151ha、畑3,449ha)。茨城、千葉では農地の液状化や、パイプラインの損壊などの被害も大きいそうです。

神奈川県内の震災による死者は4人、負傷者は127人、建物被害は8戸です。

寒さのなかで避難所での窮乏生活を余儀なくされている方々は、17都県で16万5,282人。うち宮城県506ヵ所6万4,606人、岩手県353ヵ所4万9,020、福島県299ヵ所2万7,325人、新潟県62ヵ所6,139人、群馬県51ヵ所2,967人、埼玉県48ヵ所3,523人、山形県47ヵ所2,081人です。神奈川県には66ヵ所の避難所に、602人の方々の避難が報告されています。

神奈川の各生協は、困難な状況のなかでも全力で通常事業継続に務めるとともに、全国の生協と連携を取りながら、現地支援派遣・物資輸送・支援募金の呼びかけなど、長期に渡る被災地支援をすすめています。

 

災害の前では1人では何も出来ないが、人との繋がりが何よりも支えになり力になる!

◎ 新潟県総合生活協同組合   〜いわて生協支援参加報告〜

商品部の森田、近藤両課長が3/30(水)〜4/1(金)の日程でいわて生協の移動販売支援に参加しました。同行された日本生協連職域部の潮見亜斗矛さんから報告手記をお寄せいただきました。新潟の組合員さん手作りの小物、喜んでいただけましたー

新潟のポシェット、孫の土産に

新潟の組合員の皆さん手作りの巾着、手抜き、 ポシェットです

大槌地域は釜石の市街地を北上した地域で途中は瓦礫の山でした。大槌地区に着いて、新潟県総合生協の森田さんと近藤さんは手際よくテーブルの上にベニヤ板を広げ、新潟から持参した食パンや木の実の入ったパン、そしてチーズ味のパンなどを並べてどれでも3個で100円の札をつけて買物難民になっていた大槌地域の人々に配送車のスピーカーで呼びかけました。

約40名の方たちでしたが、久しぶりの野菜やマヨネーズやチャップなどの調味料を手にして喜んでいました。

新潟県総合生協の組合員さんが「被災された皆さんに差し上げてください」と手作りされた約200点の「巾着」や「手抜き」「ポシェット」を無料で差し上げていました。手押し買物カートの年配の女性は「孫に土産にしたい」と言って喜んでいました。新潟県総合生協宅配車(クルコ)は大活躍でした。

職域生協の皆さんの活躍も、岩手の被災地域の方々に伝わったようです。ありがとうございました。--

 

◎ パルシステム神奈川ゆめコープ

☆ 数多くの組合員から支援の心が寄せられています 被災者カンパ

東日本大震災被災者支援カンパは回収1週間を終え、パルシステム神奈川ゆめコープでは28,334人の組合員の皆さんより4,972万円の支援が寄せられています。

パルシステムグループ全体では11万4千人の皆さんより、2億1,430万円の支援が寄せられました。

※パルシステムの被災者支援カンパは5月2回(5/2(月)〜5/6(金))まで継続し受付されます。

※日生協連の集計では、同様の被災者支援カンパや募金の取組みは全国125の生協・事業連合で取り組まれており、それぞれ多くの支援が寄せられています

☆ 支援物資受付、始まる

震災発生後4週目の供給となり、組合員からの問い合わせは若干落ち着いたものの、まだまだ予断は許さない状況です。そんな中、今週からは組合員からの支援物資4点(乾電池・カイロ・タオル・肌着)配送時の受付がはじまりました。

新横浜本部では支援物資の一次保管、及び仕分けの体制が整いました。キャンセルのドライ品保管や今日からはじまった組合員提供支援物資4品目の回収対策として、新横浜本部では保管場所と人員体制を整えました。

☆ 支援物資をお届けしました

先週4月1日、平塚センター坂本センター長、地域活動支援課中山課長が秦野市と相模原市が開く2つの避難所に支援物資をお届けしました。上の右の写真は支援物資を届けに「表丹沢野外活動センター」を訪問した坂本センター長。

 

◎ 生活クラブ・神奈川

東日本大震災に対する当面の対応方針

東日本大震災に対する当面の対応方針

2011年3月28日 生活クラブ神奈川理事会

1.こういうときだからこそ、組合員・生産者・職員・W.Coとともにつくってきた共同購入の価値が生きる時です。協同組合だからこそできることを進めていきましょう。

●東日本大震災は私たちが漠然と持っていた「常識」「安全」を大きく超えて、私たちの暮らしを一瞬のうちに変えました。東北エリアの生活クラブや生産者にも大きな被害がでています。消費材の欠品や、一般市場での放射能検出情報などもあり、皆さんには、生活クラブは大丈夫か、これまでと同じように消費材が利用できるのか、不安に思っていられることと思います。

●生活クラブは今「共同購入の事業継続を最優先とし、組合員と地域生活の安定を図ります」という基本方針をもって、組合員に消費材を届けることを最優先に、職員・ワーカーズ・そして生産者が懸命の努力をしています。私たちはこれまで、経済を優先とせず、「安全・健康・環境」の生活クラブ原則を生産者と共に作り、国内での生産を維持し自給力を高めるという共通の目的をもって、作り続け・食べ支える関係と、協同することによる共同購入の仕組みを作ってきました。この、組合員・生産者・職員・ワーカーズとの間に築いてきた関係こそが私たちの共同購入の価値です。何よりも共同購入への信頼はそこにあります。今までに経験のない大災害ですから、供給を最優先にし、自主基準の緩和、規格変更対応、代替品対応も認めつつ、消費の最大の価値である「情報開示」を厳守していきます。そしてこういう時だからこそ、共同購入を支える仲間の拡がりが必要です。

●被災地には協同組合から多くの支援が入っています。生活クラブ神奈川でも車両や人・物資を送り始めています。支援は長期にわたり必要です。「カンパ」のしくみをつくり、運動グループにも呼びかけ、おおぜいが「カンパ」に結集し、継続的な支援をしていきましょう。

●ICA(国際協同組合同盟)世界大会で確認された協同組合の価値は、「誠実、公開、社会的責任、他者への配慮」です。協同組合ならではの「つながり」を大切に、私たちだからこそできることに取り組んでいきましょう。みなさんのご協力をお願いします。

生活クラブ神奈川 理事長 荻原妙子

2.生活クラブ神奈川の対応方針

1)供給事業の継続を最優先とします。

協同組合である生活クラブが組合員の生活に必要な材を確保・供給することが何よりも優先した課題とします。そのために非常時に対応した体制を継続します。

2)被災地への支援、カンパ活動をすすめます。

連合会と連携し、被災した単協、生産者の緊急支援ならび組合員カンパ活動をすすめます。

3)放射能検出に対する対策をすすめます。

連合会と連携し生活クラブ消費材、産地の情報を把握し、組合員への情報提供をすすめます。また生活クラブの放射能に関する今後の対応等の検討をすすめます。

4)組合員拡大活動(仲間づくり)を継続してすすめます。

こうした時期だからこそ、組合員と生産者の提携関係を広げ、強固なつながりをつくり消費材の安定供給をつくる上で生活クラブの共同購入に参加する仲間を増やします。

3.共同購入を継続するために、埼玉の飯能DC(デリバリーセンター)へ職員支援を行っています。

「計画停電」で消費材の組込み作業遅延が発生しているため配達延期、入荷遅れなどが発生しています。組合員に消費材を届けることを優先として神奈川の職員が組込み作業の応援を土日に行っています。

3/20(日)8人、3/27(日)42人、4/2(土)18人、4/3(日)17人の支援を実施しました。

今後、4/9(土)18人、4/10(日)17人の支援を予定しています。

4.被災地への緊急支援として3/24(木)から岩手に職員を派遣しています。

生活クラブ岩手を拠点として提携生産者・重茂漁協ならび三陸周辺地域の被災地への支援を目的に職員を派遣しています。

*3/24(木)〜3/30(水) 古島職員(政調部)伊藤職員(事業部)

*3/30(水)〜4/5(火)  山下職員(事業部)井野職員(事業部)

*4/5(火)〜4/11(月)   川田職員(政調部)内田職員(たすけあいNW事業部)

*4/11(月)〜4/17(日) 長田職員(たすけあいNW事業部)若林職員(総務部)

5.被災地への緊急カンパへのご協力をお願いします。

1)カンパ金は、@被災した単協(組合員含む)への支援金A被災した提携生産者(重茂漁協、高橋徳治商店、宮古水産加工協など)へのお見舞金や、緊急支援物資の購入費用など広く被災地のために活用します。(生活クラブでは、すでに4000万円分の支援物資の提供を実施しています。)

2)カンパの第1次締切は、コモンズ(班・戸配)4/8(金)、デポー4/30(土)です。

6.放射能検出に伴う対応をすすめます。

1)福島原発事故による未曽有の緊急事態を受けて放射能の自主基準値(セシウム37Bq/kg)を適用せず、国の暫定基準値を採用して供給の可否を判断します。

2)「牛乳」を優先して自主検査を行っています。検査結果は、組合員ニュース、ホームページ、デポーフロア掲示で情報公開します。検査結果が、国の暫定基準を超えた場合は、その原乳を使用した牛乳を供給停止するとともに行政機関に報告して対応をすすめます。

7.組合員のみなさんのご理解とご協力をお願いします。

1)計画停電による欠品、遅配等が発生していてご迷惑をおかけしています。ご理解とご協力をお願い致します。

2)計画停電中はエレベータのあるマンション等での対面受取、デポーの購入表に消費材プライスカードに表示されているPLU番号記載のご協力をお願い致します。

 

◎コープかながわ

 

◎川崎医療生協

今後の被災地支援の方向性について

被災地支援は県連(神奈川民医連)で分担して継続します。

  1. 神奈川・川崎からの支援は、複数を基本に1人は事務系(中堅〜)が担う。 
  2. 川崎や神奈川単独での交通確保は行わず、今後は、全日本民医連のバスを利用する。
  3. 支援の日程は神奈川民医連から要請された出発日を基本とする。ただし、介護は1週間での要請のため、帰りは別になることもあります。
  4. 物資については、支援者自身の必要な生活物資にとどめていただくこととします。
  5. 職種について、 ◎事務、○SW、○介護、○看護、○リハセラピストの中心に選出。
    医師は、県連的に検討すること。
    家庭医療の医師は、別途、家庭医研修とのかかわりで検討中です(独自の動きになります)
  6. 日程:
    7次支援:4月17日(日)〜21日(木)
    8次支援:4月26日(火)〜29日(金) ないし 4月26日(火)〜5月2日(月)
    9次支援:5月8日(日)〜11日(水)  ないし 5月8日(日)〜5月14日(土)
    10次支援:5月20日(金)〜23日(月) ないし 5月20日(金)〜5月26日(木)
  7. 支援先
    全日本民医連で岩手、宮城、福島の支援県を設定し、支援範囲を拡大していっています。
    神奈川民医連と川崎は、宮城が中心ですが、福島の小名浜生協病院への支援も開始します。
    • 坂総合病院………… 避難所訪問、地域訪問
    • 長町病院…………… 病棟支援、地域訪問(検討中)
    • 松島海岸診療所…… 地域訪問
    • 宮城野の里………… 福祉避難所への支援

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