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2011年3月20日 17時

東日本大震災対策ニュース <5号>

一人は万人のために、万人は一人のために

3月11日午後2時46分ごろ、三陸沖を震源とするマグニチュード(M)9.0の巨大地震、引き続いて発生した大津波と未曾有の大災害で被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

3月19日23時現在、警察庁のまとめによる地震被害は、死者:7,653人、行方不明:1万1,748人、重軽傷者:2,583人、建物被害:11万5,7,770戸ですが、沿岸部を中心に壊滅的な状況に陥っている宮城、岩手、青森での集計が不可能に近く、報告が殆どないようです。一方で全国から派遣された広域緊急援助隊を含む警察により17日15時までに、孤立化した被災者ら約3,700人が救出されました。真冬並みの厳しい寒さのなかで、18日12時現在約38万2,586人が避難所での窮乏生活を余儀なくされています。(岩手4万8,413人、青森367人、福島13万1,665人、栃木1,028人、宮城18万3,184人、茨城7,567人(福島からの避難者含む)、新潟7,650人(福島からの避難者)、山形2,712人(福島、宮城からの避難者)。

神奈川県内の震災による死者は4人、負傷者は127人、建物被害は8戸です。

神奈川の各生協は、困難な状況のなかでも全力で通常事業継続に務めるとともに、全国の生協と連携を取りながら現地支援派遣・物資輸送・支援募金の呼びかけなど被災地支援をすすめています。

 

◎医療生協の現地医療支援

『災害の前では1人では何も出来ないが、人との繋がりが何よりも支えになり力になる!』

宮城の坂総合病院に現地医療支援に入っている医療生協かながわと神奈川みなみ医療生協の第1次支援隊、並びに川崎医療生協の第3次支援チームの現地報告が寄せられています。

「病院の近隣はやっと電気が復旧しただけです。避難所では暖房も無く水も出ない中、熱発・咳・下痢・嘔吐の方が増え、インフルエンザが流行って来ています。低栄養・寒さ・不衛生と病気発症の条件が揃っているから無理もありません。 津波被害を受けながらも働き続けている職員も多く、死体安置所で妹さんを見つけた方や身内が○○体育館に安置されていると玄関に掲示されていたり、ただただ絶句するばかりです。」
(神奈川みなみ医療生協「東日本大震災対策本部ニュースNo.8」)

川崎医療生協の第2次支援チームの写真報告から

 

崎医療生協の第3次支援チームの皆さんです。

川崎を19時に出発して、2時50分に坂総合病院に到着しました。

医師2名、看護師2名、作業療法士1名、事務3名のチームです。


川医療生協かながわの第1次支援隊の報告です。

☆東日本大地震 第1次支援隊報告(3/14〜17) 本部組織部 倉崎 良太

坂総合病院内は沢山の救援物資と各県連からの支援スタッフ、現地病院のスタッフで溢れかえっていました。本部で受付を済ませ物資の引渡し、支援行動の配置等の軽い打ち合わせをしました。病院内での主の動きはトリアージの色を分ける受付、トリアージ色別の処置室、入院病棟、支援物資に仕分けと分けられていました。

その中で私は赤トリアージ患者処置室での患者の容態や入院病棟等の記録、検体を運ぶ「メッセンジャー」という仕事へ割り振られました。

そこでは容態が思わしくない急患の方が運び込まれ、医師・看護師の方々が迅速な処置を行っていきました。11日〜12日津波の影響で低体温や打撲、裂傷などの症状での患者が多く、私達が対応していた14日〜16日は意識障害・呼吸障害等の症状で搬送される患者が多かったです。そこでは残念ながら、亡くなってしまった患者の方もいました。

搬送されるペースも昼から夕方が多く、一気に3人搬送された時もありました。なるべく、医師・看護師の作業が妨げにならないようにと心掛けました。自分自身、組織部ということで元気で健康な方と行動している事が多く、今回のような生死の間際での現場は初めてでした。改めて自分が医療従事者であることを感じました。

最終日は出発の前に多賀城市の周辺を散策しました。多賀城市は先日、工業地帯でコンビナート火災があり、塩釜港からの津波の影響で車やコンテナ、資材が道を塞ぎ、スーパーやGS、給水場では沢山の人が並び、自然災害の恐ろしさを肌で感じました。また、街全体が「復興」というよりも「今」を何とか繋いで生活をしていました。

災害の前では1人では何も出来ないという事、色んな人との繋がりが何よりも支えになり力になる事だと思いました。

☆医療生協かながわ第2次支援隊 18日朝、出発

医療生協かながわ第2次支援隊は、たくさんの支援物資を積んで、栗山看護師長以下3名が3月18日朝、宮城・坂総合病院に向かいました。

支援物資:紙おむつ、尿取りパッド、はくパンツ、小児用はくパンツ、小児用おむつ、赤ちゃんおしりふき、生理パッド、ガスボンベ、カイロ、毛布、綿入り敷きパッド、タオル、紳士用(長ズボン下、ランニング、長そでシャツ、靴下、婦人用パンツ・シャツ、ヨガマット、男児用パンツ、女児パンツ、子供シャツ、アルコールタオル、ティシュペーパー、トイレットペーパー、インフルエンザ看護、ポケットコート、デンタルリンス、清拭料、ドライシャンプー、粥、砂糖、塩、しょうゆ、みそ、米、ウエス、マスク。

 

◎看護学生たちの募金活動

3月18日も看護学生たち有志で京急横須賀中央駅前で義援金を呼びかけ、約40万円集めました。17日の行動で集めた義援金もあわせると100万円にも上ります。

「自分たちの力だけでやれるだけのことをやりたい」と仲間の輪をひろげて頑張っています。神奈川みなみ医療生協のニュースを拡大コピーしてアピールするなど工夫して取り組まれています。

 

◎日本ユニセフ協会神奈川県支部、横浜西口で緊急募金

日本ユニセフ協会は、未曽有の惨事に見舞われた被災地の子どもたちを支援するため、保護やケアの専門的知識を要する分野、そして教育や保健をはじめとする広範囲な分野での「ユニセフ緊急支援活動」を支えるための緊急募金活動を実施しています。

日本ユニセフ協会神奈川県支部は、俳優の金田賢一さんや神奈川県生協連の木下長義会長、齊藤好江常務理事をはじめ約70名のボランティアの参加を得て、3月19日13時から2時間、横浜駅西口燗屋前にて緊急募金活動を行い、市民の皆さまから100万円を超える募金を寄せていただきました。

また、20日(日)13時〜15時に小田急線本厚木駅周辺、東急田園都市線青葉台駅、21日(月)10時〜15時にJR南武線登戸駅ペデストリアンデッキ、26日(土)13時〜15時にJR川崎駅周辺などでも募金準備が進められています。

 

◎神奈川県内でも被災者の受け入れが始まっています

神奈川県内でも被災者の受け入れが始まっています。

神奈川県(神奈川県立武道館:横浜市港北区)、横浜市(たきがしら会館:横浜市磯子区・横浜市少年自然の家:群馬県利根郡昭和村)、川崎市(川崎市とどろきアリーナ:川崎市中原区)、相模原市(相模原市体育館:中央区富士見)、小田原市(小田原アリーナ:小田原市中曽根)、綾瀬市(高齢者福祉会館:綾瀬市深谷)において、避難される方の一時避難所が設置されました。3月19日の報道では、県内16市町村が計24施設を用意しています。

 

私たちが出来ることを考え、みんなで支援に取り組んでいきましょう。

神奈川の災害ボランティアの活動の様子については

神奈川災害ボランティアネットワーク新ウインドウが開きます でチェックをしてください。

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