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2010年11月23日

2010年かながわ「食」と「農」を考える懇談会視察報告

1.日 時

2010年11月16日(火)10時〜15時

2.視察場所

JA相模原市管内圃場

3.参集範囲

かながわ「食」と「農」を考える懇談会メンバー(神奈川県消費者団体連絡会、JA神奈川県中央会)

4.参加者  

(1)神奈川県消費者団体連絡会

多賀谷(横浜市消費者団体連絡会)、煖エ・秋元・荒井(神奈川県生協連)、小野(大磯消費者の会)、本山(神奈川県母親連絡会)、木村・大野・楠木(相模原市消費者団体連絡会)、村松(神奈川公団住宅自治協)、松田・山崎(えびな消費者の会)、有田(コンシューマーズかながわ)、清水(事務局)・・・14名(敬称略)

(2)JA神奈川県中央会

新藤清、鈴木知恵、曽根清貴(農政営農部)・・・ 3名(敬称略)

(3)JA相模原市

小俣シゲ子、岡友美(生産者)金子敏明、山口功、西河原洋(営農センター)安西弘行、井上勝雄(組合員広報課)・・・ 7名(敬称略)

 

報告事項

(1)小俣シゲ子さん圃場・加工所視察、ミニトマト収穫体験(10:10〜11:10)

ミニトマトみなさん積み過ぎ

加工品の説明を受けるメンバー

ご好意で試食「美味しい〜」

手作りゆず味噌 1瓶600円

トマトソース 1瓶400円

トマトジャム 1瓶400円

◆みなさんセット(1,400円)でお買い上げ。大満足でした。(内の女房もご満悦でした。)

(2)岡友美さん圃場視察(11:30〜11:50)

営農センター第一期生の岡さん

岡さんが育てた人参やかぶ

畑からみた営農センター

(3)JA相模原市営農センターにて意見交換(13:00〜14:30)

トラクターやコンボも豊富

(左)西河原課長 (右)山口次長

意見交換を行う消団連メンバー

○小俣さんのお話し

  • 相模原は工場を誘致した関係で人口が増えた →農家は減少していく悪循環 →農家の周りに住宅が立ち並ぶ →堆肥をダンプで運ぶと臭いのクレーム →農家にではなく市へ直接クレーム →市は説明してくれない →産直を始めるきっかけ →お客さんが沢山来てくれる →市場出荷やめる →農家が八百屋やるのは大変だった →「消費者に喜ばれる農家を目指して」 →平成7年に「トマトの花」をスタートする。
  • 「捨てるのがもったいないどうしたら生かせるか考えた」 →神奈川県の普及センターで技術を学んだ →出荷できないものを使用(価格が下げられる) →路地トマトB級品を生かす
  • ジャムは大玉トマトとミニトマトを併用して活用する。
  • 津久井在来種を使用した大豆みそづくりは、県内の若い人が研修に入ってくれたのをきっかけに始めた。体験みそづくりをメインにしている。
  • ゆず味噌、手作りこんにゃく、らっきょう漬、きゅうり奈良漬なども手掛けている。
  • 夢カタログに掲載したら、全国から注文が殺到した →配送用の箱を作成 →近所のコンビニにも置いているが現在は出荷が間に合わない状態で手は延ばしていない。

*家族経営協定について

  • 息子さんが後を継ぐことを決めてくれた。その時、@給料を支払うこと A休日を作ること B役割を明確にすること C労働時間を決めることの4点を相模原市の職員を中に入れて平成9年に取り決めた。
  • 同意した背景は、小俣さんが若いころ、自由に使えるお金がなかった。20歳代の頃から勉強に行くと言うと家族は黙って出してくれたので、仲間と会える、外へ出れるという考えから自然に加工品の勉強に取り組んでいった。

○岡さんのお話し

  • 高校生までは農業に関係は無かった →大学は農業を選択した →平成9年に相模原市の農地保有合理化事業の研修を受ける →薬の勉強をして有機栽培をした訳ではない →8373u(利用権設定農地)にて有機肥料・堆肥を利用した土壌改良を行い、無農薬栽培による付加価値を付け量販店および直売に販売している →現在は相模原市認定農業者として認められている
  • 休日は定期的に取れているかの質問に対して、「農家出身の方の方が休日は取れないような気がする。私は3連休を取って旅行に出かけたりしている。」と答えられました。採算は赤字にはなっていないとのことでした。

○ 営農センターについて山口次長、西河原課長よりご説明いただきました。

@ 農地利用調整センターは農地の有効利用促進と担い手の育成をお手伝いしています。

  • 関係機関との調整や農地の総合相談
  • 農業機械、加工施設、牛糞堆肥の利用
  • 農地を借りたい、貸したい方の相談(県農業公社、農業委員会との調整)
  • 援農システムの相談(農家へのお手伝いとして、意欲的な一般市民より募集して紹介)
  • 農地を売りたい、買いたい方への相談
  • 農作業受委託の相談、水稲苗、甘藷の苗等

A 農協の援農システムは農作業の担い手不足の解消に寄与することを目的に始められました。

●お手伝いを必要としている農家      ●お手伝いしたい市民

       ↓                  ↓

●JA相模原市@農家のお手伝いができるように、農業研修を行います。

A農作業を依頼したい、農家のとりまとめを行います。

●職業安定所  農家に援農希望者を紹介、斡旋します。

B農地保有合理化事業は、JAが自ら農家より農地を借り受け、農業経営の規模拡大を図る農家に農地を貸し付けることなどを行う事業です。

C 農業機械及び施設の利用は、a.農業機械の貸し出し b.牛糞による堆肥を取り扱っています c.食品、漬物等の加工に利用できます d.市民農業研修講座(専門家による技術講習を行っています) e.育苗施設(水稲苗、甘藷苗を受託しています) f.収穫祭(各種イベントを開催しています)

D 農業経営改善支援センター事業は、農業者が経営感覚に優れた効率的かつ安定的な農業経営体を目指して農業経営体を目指して農業経営体を目指して農業経営改善計画を作成し、市が認定する認定農業者制度です。

E 営農指導事業は、a.農畜産事業各組織の事務局を行い b.農産物栽培・畜産の営農指導 c.農業機械の貸出業務 d.農作業の受託業務 e.育苗業務を行っています。

F 営農販売事業は、a.農畜産物の生産販売を拡充するため、飼養・栽培の相談と販路の開拓業務を行っています。また、農産物・畜産物の集出荷を行っています。

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