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2009年2月23日

「平成21年度 横浜市食品衛生監視指導計画(案)」に対するパブリックコメント

横浜市健康福祉局健康安全部食品衛生課 御中

平成21年2月12日
提出団体  横浜市生活協同組合運営協議会

幹事会 代表 松負テ子

続いて、会員生協
生活協同組合コープかながわ、横浜みなみ生活クラブ生活協同組合
横浜北生活クラブ生活協同組合、パルシステム神奈川ゆめコープ
医療生協かながわ生活協同組合、横浜市立大学生活協同組合
横浜国立大学生活協同組合、神奈川大学生活協同組合
神奈川県労働者共済生活協同組合

 

貴市の日ごろの食品衛生監視指導の推進に対し、深く感謝申し上げます。
標記計画を策定するにあたり、市民アンケートの結果を採り入れながら食の安全確保に尽力していこうとする貴市の姿勢は大いに評価できるものです。市民が安心して食品を購入することができるよう、標記計画は非常に重要な位置づけにあると考えます。この計画が実効性を伴い、市民に有用性が広く認知されるように期待を込め、以下の項目について意見・質問を提出いたします。

 

「平成21年度 横浜市食品衛生指導監視計画(案)」の策定にあたって

「平成20年度監視計画」の到達点と課題をどのように評価し、「平成21年度監視計画(案)」にどのように反映させたのかが記載されていないので、分かりやすく説明を加えてください。「食の安全ヨコハマWEB」には前年度計画との主な変更点が記載されていますが、当年度の監視計画(案)にも記載してあった方が市民にとってはより見やすく、分かりやすいと考えます。

 

1「はじめに」について

  • 横浜開港150周年を迎え、平成21年度に横浜市を訪れる観光客数の見込みが平成20年度比でプラス1,000万人になることから、市の総力をあげて衛生対策に取り組むことが記載されており、このことは各種記念イベント等を積極的に推進していく市の姿勢を強く感じさせるものです。当運営協としても、できる限りの協力を惜しまない所存です。

  • 今回も市民アンケートの結果が冒頭で紹介されており、また、その結果が計画(案)にも反映されていることは、市民とともに取り組んでいこうとの姿勢が打ち出されていて大いに歓迎いたします。また、参考資料として「平成19年度アンケート結果」が付帯されていることは、前年度結果との比較により市民の関心の推移を窺い知ることもでき、とても見やすい構成であると評価します。

2「平成21年度監視計画の特色」について

  • 今回に限らず、毎年「特色」を整理して紹介されておりますが、これはどの部分に重点を置いて当年度の計画を策定したかが理解しやすく、たいへん親切な構成であると評価します。
    ぜひ他の計画にも反映していただきたい手法であると考えます。

3「消費者、食品等事業者との意見交換」

1.「市民ニーズの把握」

  • 継続して市民ニーズの把握に努めていこうとの姿勢は評価できますが、ホームページからのアンケートサービスが広く市民に認知されるには至っていないと感じます。市のトップページから簡単にアクセスできるようにバナーを設定するなど、より意欲的に市民ニーズの把握に努めていくことを要望します。

2.「消費者、食品等事業者への情報提供」

  • 各種媒体や中吊り広告等を活用して市民に向けて啓発活動を行っており、積極的に情報提供している姿勢を評価します。

  • 当運営協の各会員生協には多数の組合員が所属しており、現在各種媒体を活用して情報提供を行っているので、「民間事業者の広報媒体の活用」の面では大いに協力ができると考えます。今後、市民に対する情報提供の積極的推進に向けて協働できるよう、情報の共有化を要望します。

3.「消費者、食品等事業者との意見交換」

  • リスクコミュニケーションの推進を重視し、全市だけでなく各区の単位でも実践している点は高く評価いたしますが、どれほどの広がりができているかが分からないので、参考資料として開催会場数や参加人数等を添付してください。

  • 横浜市食の安全懇話会を開催し、且つ消費者が委員として加わっている点は評価しますが、懇話会に監視計画を提示して意見を求め、その内容を計画策定に反映する旨は記載されていないので明記してください。

4「監視計画の実施機関」について

  • 食品専門監視班、衛生研究所等の説明に詳細紹介ページの案内が加わり、読みやすくなりました。しかしながら、「関係部署の連絡先等」が最終ページに移されているので、各実施機関の配置がひと目で分かるよう、当項目に挿入してください。

5「監視計画実施の連携体制」について

  • 食品衛生業務担当者の研修項目が5つに分けて記載されたことで、対象者やその内容が分かりやすくなりました。今後は、研修回数や対象人数も記載し、より一層の市民の安心感向上に繋げてください。

6「立入検査及び食品等の検査」について

1.「立入検査」

  • 事前通告なしでの立入検査の徹底と、検査結果の即時公開を要望します。

3.「主な事業の内容」

  • 開港150周年記念事業の一斉点検に対する衛生対策には、別予算が組まれておりますでしょうか。
    昨年の食の不安を受け、より検査体制の強化が必要と考えますので、予算配分についてお知らせください。

  • 輸入食品やアレルギー物質を含む一斉点検について記載されておりますが、どのような方法で行われますでしょうか。また、その頻度などを教えてください。

  • 輸入食品の点検結果に関しては、違反の総数だけでなく輸出国別の違反件数及び違反 発生率等についても記載してください。

  • ノロウイルスやO−157よりも認知度が低い影響もあり、カンピロバクター食中毒の発生件数及び患者数が増加傾向にあることは、あまり知られていないように感じます。予防に関しては細やかな広報が必要と考えますので、積極的にお知らせするようにしてください。

  • 2月3日付朝日新聞に、「国産鶏肉(ひき肉)の2割からサルモネラ菌が検出され、また5種類以上の抗生剤が効かない耐性菌が4割超」との内容の記事が掲載されていたことを受け、サルモネラ菌の予防対策事業に関する記述の追加を要望いたします。

8.「牛海綿状脳症(BSE)検査の実施」

  • 内閣府食品安全委員会の答申を基に、もっと市民に理解を求め、不安解消のための情報提供が優先されるべきと思いますがいかがでしょうか。

7食品専門監視班の業務」について

3.「食品衛生に関する先行調査」

  • 昨今、健康食品等インターネットを通じて販売されている商品が多くなっており、そのルートで購入した商品の被害が後を絶ちません。そのような中、貴市は実際にネットを通じて買い取った商品の検査を実施しており、一般消費者と同じ状況で購入した商品の調査を行っている点は非常に有意義であることから、その姿勢を大いに評価するとともに今後も期待いたします。

8「衛生研究所の業務」について

2.「衛生研究所検査研究課(理化学部門)」

  • 中国産冷凍食品等を始めとした事故が相次ぐ中、理化学部門の緊急検査や調査研究を行っている点を大いに評価します。

9「市場衛生検査所の業務」について

  • 国内品で市場を通さず、直接産地から消費者に届いている農産物に関し、事業者の責任をどのように強化するとともに、どのような検査体制をとっていますでしょうか。

10「自主衛生管理の推進」について

1.「自主衛生管理の推進」

  • 衛生管理の推進については、食品等事業者が責任を持って取り組むことを明記してください。

  • 自主的に衛生管理を実施している食品メーカーに対し、一定レベル以上の衛生管理を実施していることを保証する認証制度の設定など、意欲的に取り組むことができる環境づくりに取り組んでください。

 

「用語説明」について

本文中、用語説明のある語句には下線を入れるなど、昨年度に提出した意見を「平成20年度監視計画」にすぐさま採り入れていただき、また今回の「平成21年度監視計画(案)」にも引き続き採り入れていただいている点、深く感謝いたします。さらに、用語説明自体にも50音順の目次を付けるなども他の行政機関の監視計画には見られないものであり、見やすさの点でたいへん配慮された構成になっていると評価いたします。

以上

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